特許
J-GLOBAL ID:200903099816500763

ビデオカメラの手ブレ補正回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西野 卓嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-294583
公開番号(公開出願番号):特開平5-137048
出願日: 1991年11月11日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 水平フィルタや垂直フィルタの過渡特性による手ブレの誤検出を防止する。【構成】 撮像エリアより得られる入力映像信号をディジタル化した出力は、水平フィルタ2と垂直フィルタ3に順次入力されて帯域制限され、代表点記憶手段5とブロック別相関検出手段6に入力される。前記代表点記憶手段5は、前記両フィルタの過渡領域以外の領域で変位する検出エリアに対応した固定の代表点でフィルタ出力を記憶し、前記ブロック別相関検出手段6は、前記各検出エリアのフィルタ出力と固定点の記憶データとを比較しその差の絶対値を求めて、共通検出ブロック内の検出エリアの同一位置で累積加算を為し、ブロック別補正ベクトルを求める。このブロック別補正ベクトルに基づいて形成した差分ベクトルにより次のフィールドの検出エリアの位置が設定される。
請求項(抜粋):
撮像情報の空間周波数を垂直方向または水平方向に帯域制限するフィルタ手段と、1フィールドまたは1フレーム前の複数の代表点のフィルタ出力レベルと現フィールドの前記各代表点を含む各検出エリアク内のフィルタ出力レベルとの相関を演算して動きベクトルを特定する手ブレ検出手段と、該手ブレ検出手段の出力に基づき撮像エリア内で手ブレに追従する映像抽出エリアを特定し該映像抽出エリアより映像情報を抽出するエリア選択手段とを、配するビデオカメラに於て、前記各検出エリアにて構成される動き検出領域を、前記フィルタ手段が過渡応答特性を呈するフィルタ過渡領域外に設定したことを特徴とするビデオカメラの手ブレ補正回路。

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