特許
J-GLOBAL ID:200903099820628529

配管の検査方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-060796
公開番号(公開出願番号):特開平5-264512
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 送信コイルと受信コイルとを備えた検知フローブを配管内で移動させ、送信コイルの周部に磁界を発生させるとともに、配管部に形成される磁界を受信コイルにより検出して、配管の欠陥の有無、位置を検出することが可能であるとともに、さらに、欠陥の開口径及びその欠陥深さを推定することが可能な配管の検査方法及びその方法を採用する装置を得る。【構成】 欠陥の開口径及び欠陥深さの推定に当たっては、欠陥信号の幅Swにより欠陥の開口径を推定するとともに、予め求められた欠陥の開口径をパラメータとした欠陥信号強度幅と欠陥深さの関係指標を参照して、検出された欠陥信号強度幅Shより欠陥深さを推定する。さらにこの目的のため、前記関係指標を格納した記憶手段16aと、欠陥信号幅Swと欠陥信号強度幅Shとを検出する探傷信号処理手段16bと、推定手段16cとを備えて検査装置を構成する。
請求項(抜粋):
長手方向の異なった位置に送信コイル(5)と受信コイル(6)とを備えた検知フローブ(2)を導電体の配管(3)内で移動させ、前記送信コイル(5)の周部に磁界を発生させるとともに、前記受信コイル(6)に対する配管部に形成される磁界を前記受信コイル(6)により検出して、前記配管部に存在する欠陥(4)の状況を検出する配管の検査方法において、前記配管(3)の管軸方向に沿って検出される探傷信号に於ける欠陥対応信号部の管軸方向での欠陥信号幅(Sw)と欠陥信号強度幅(Sh)とを検出し、前記欠陥信号幅(Sw)より前記欠陥の開口径を推定するとともに、予め、欠陥の開口径をパラメータとした欠陥信号強度幅と欠陥深さの関係指標を求めておき、この関係指標を参照して、前記推定された開口径と前記検出された欠陥信号強度幅(Sh)とより欠陥深さを推定する配管の検査方法。

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