特許
J-GLOBAL ID:200903099821982202
X線CT装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-142018
公開番号(公開出願番号):特開平10-328175
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】被検者による心拍周期の違いに関わらず、所望の分割心位相数に対して無効時間をなくし、最短時間でデータ収集を完了することができるX線CT装置を提供する。【解決手段】X線CT装置は、X線源及び回転円板の駆動を制御するスキャン制御部に、心電計からの信号を入力し、該入力に基づき回転円板の回転速度を制御するスキャン速度制御部を備え、スキャン速度制御部は、スキャナー回転周期Trを心拍周期Thに対し所定の間隔だけ増加または減少させる。このずれは心拍周期Thを所望の分割数nで分割した1心位相分の時間のk倍(但し、kは1以上の整数で、k≧2のときn/k≠整数)とする。画像処理部は、1回転で得られたデータを各心位相毎に分割し、複数スキャンにより得られるデータから同じ心位相のデータを集めて1回転分のデータとして画像再構成する。
請求項(抜粋):
X線源及びX線検出器を備えた回転円板と、前記X線源及び前記回転円板の駆動を制御するスキャン制御部と、前記X線検出器の出力信号を受信しデジタル信号に変換する検出器回路部と、前記検出器回路部からの信号をもとに画像再構成する画像処理部と、心電計からの信号を入力し、該入力に基づき前記回転円板の回転速度を制御するスキャン速度制御部を備え、前記スキャン速度制御部は、前記回転円板の回転周期を心拍周期に対し所定の間隔だけ増加または減少させるように制御し、前記画像処理部は、前記回転円板の1回転で得られたデータを各心位相毎に分割し、複数スキャンにより得られるデータから同じ心位相のデータを集めて1回転分のデータとして画像再構成することを特徴とするX線CT装置。
IPC (2件):
A61B 6/03 331
, A61B 6/03 370
FI (2件):
A61B 6/03 331
, A61B 6/03 370 B
前のページに戻る