特許
J-GLOBAL ID:200903099823378078

液晶表示素子とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 敬四郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-135488
公開番号(公開出願番号):特開平9-318939
出願日: 1996年05月29日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、光偏光記憶膜を配向膜として用いて光配向処理をした液晶表示素子において、バックライトのような強い光源に長時間さらされても、基板の配向状態が乱れることのない耐光性に優れた信頼性の高い液晶表示素子とその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 液晶表示素子の製造方法は、偏光した光を吸収すると偏光方向に対してある方向に液晶分子を配向させる性質を生じる感光性配向膜を表面に形成した基板に所定の偏光方向を有する偏光を照射して前記感光性配向膜に該偏光を吸収させる配向処理工程と、前記基板を含む一対の基板を対向配置し、前記基板間に液晶材料を注入して液晶セルを組み立てる工程と、前記液晶セルを挟むように該液晶セルの外側に偏光板を配置する工程とを有し、前記偏光板が前記所定の偏光方向と一致する偏光方向の光を透過するように配置される。
請求項(抜粋):
一対の基板で液晶層を挟持する液晶セルと、該液晶セルを挟むように該液晶セルの外側に配置された偏光板とを有し、前記偏光板を透過した光の透過状態を変化させて表示を行う液晶表示素子において、前記一対の基板は、所定の偏光方向の光を吸収すると、該所定の偏光方向に対してある方向に液晶分子を配向させる性質を生じる感光性配向膜を表面に形成した基板を含み、前記偏光板は、前記所定の偏光方向と一致する偏光方向の光を透過することを特徴とする液晶表示素子。

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