特許
J-GLOBAL ID:200903099830062035

液晶注入方法及び液晶注入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-284355
公開番号(公開出願番号):特開2001-109006
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】 高速で液晶表示パネルへの液晶注入充填を行い、かつ均一で表示品質の高い液晶表示装置を実現するための液晶注入方法及び装置を提供する。【解決手段】 液晶表示パネル103をベッセル104内に設置し、ベッセル104内に二酸化炭素と液晶の混合物105を充満させて圧力を加え、温度も上昇させ、ベッセル104内の温度を二酸化炭素の臨界温度Tc以上に、かつ圧力を二酸化炭素の臨界圧力Pc以上に保持する。この状態では、液晶は二酸化炭素に溶解している。超臨界状態の二酸化炭素と液晶の混合物105の粘度は低いため、小さな間隙にも高速で浸透する。次に、ベッセル104内の圧力を低下させて、1気圧に戻す。二酸化炭素は気体となって液晶表示パネル103の間隙から排出され、結果的に液晶だけが間隙内に注入充填される。
請求項(抜粋):
液晶表示パネルへの液晶注入方法であって、液晶表示パネルを容器内に設置する工程と、液晶を溶解するための流動体を超臨界状態もしくは亜臨界状態に保持する工程と、前記液晶を前記流動体に接触させて前記流動体中に溶解させる工程と、前記容器内にて前記液晶表示パネルと前記流動体とを接触させて前記液晶表示パネル内の微細空間中に前記流動体を導入する工程と、前記容器内の圧力、温度の少なくとも一方を変化させた後前記液晶表示パネルを前記容器内から取り出す工程を備えることを特徴とする液晶注入方法。
IPC (2件):
G02F 1/1341 ,  G02F 1/13 101
FI (2件):
G02F 1/1341 ,  G02F 1/13 101
Fターム (9件):
2H088EA57 ,  2H088EA68 ,  2H088FA08 ,  2H088FA30 ,  2H088MA20 ,  2H089NA25 ,  2H089NA31 ,  2H089NA60 ,  2H089QA12

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