特許
J-GLOBAL ID:200903099839428768

誤り制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-297568
公開番号(公開出願番号):特開平8-163101
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】広範囲にわたる通信路品質に対してより高効率の順方向スループット特性が得られる新規な誤り制御システムを提供する。【構成】送信側から送信すべき情報に誤り検出のためのCRCビットのような冗長ビットを付加して送信し、受信側では誤りが検出された場合に誤り訂正符号の生成多項式を用いた剰余もしくはシンドロームを送信側に返送し、送信側はこの受信側からの剰余もしくはシンドロームと送信側で送信信号から生成した剰余もしくはシンドロームを用いて誤り位置を検出して誤り位置情報を受信側に通知し、この誤り位置情報に従って受信側で誤り訂正を行う。
請求項(抜粋):
送信装置と受信装置との間で誤り制御を行う誤り制御システムにおいて、前記送信装置は、送信すべき情報に誤り検出のための冗長ビットを付加して送信信号を生成する送信信号生成手段と、前記送信信号に基づいて誤り訂正に用いられる第1の剰余信号もしくは第1のシンドロームを生成する第1の剰余/シンドローム生成手段と、前記第1の剰余信号または第1のシンドロームと前記受信装置からの第2の剰余信号または第2のシンドロームに基づいて誤り位置を検出して誤り位置情報を出力する誤り位置検出手段と、前記送信信号および前記誤り位置情報を送信する送信手段とを具備し、前記受信装置は、前記送信信号および前記誤り位置情報を受信する受信手段と、この受信手段により前記送信信号を受信して得られた受信信号中の前記冗長ビットを用いて該受信信号の誤りの有無を検出する誤り検出手段と、前記受信信号に基づいて誤り訂正に用いられる前記第2の剰余信号もしくは第2のシンドロームを生成する第2の剰余/シンドローム生成手段と、前記誤り検出手段により前記受信信号の誤りが検出されたとき前記第2の剰余信号もしくは第2のシンドロームを前記送信装置に返送する剰余/シンドローム返送手段と、前記受信手段により受信された前記誤り位置情報に従って受信信号の誤りを訂正する誤り訂正手段とを具備することを特徴とする誤り制御システム。

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