特許
J-GLOBAL ID:200903099840346678

非共沸混合冷媒用の伝熱管及びこれを用いた混合冷媒用の熱交換器、冷凍装置、空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-256414
公開番号(公開出願番号):特開平8-121984
出願日: 1994年10月21日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】気液二相で流れる非共沸混合冷媒の特定成分が界面において滞留するのを防ぎ、単一冷媒と同程度以上の高い伝熱性能を有する管内面構造を備えた伝熱管を提供する【構成】作動媒体として非共沸混合冷媒を用いた冷凍サイクルの凝縮器あるいは蒸発器を構成する伝熱管において、伝熱管の管内面に管軸方向に互いに交差しないように形成された連続する複数の連続フィン1と、連続フィン1と隣接し連続フィンと交差しないように形成され、かつ長手方向に沿って不連続あるいは鋸歯状に形成された不連続フィン2と、不連続フィン2と連続フィン1との間に各々形成された溝を具備している。【効果】連続した溝及び突起により、冷媒液膜の引き込み効果、液膜を薄くすることができる。又、不連続な溝及び突起は、液冷媒を排出するため、連続な突起に沿って生じる気液界面での特定成分の滞留を防ぎことができ、冷媒液膜の流れをかき乱すことにより、伝熱管内の濃度分布が偏るのを防ぐことができる。
請求項(抜粋):
作動媒体として非共沸混合冷媒を用いた冷凍サイクルの凝縮器あるいは蒸発器を構成する伝熱管において、該伝熱管の管内面に管軸方向に互いに交差しないように形成された連続する複数の連続フィンと、該連続フィンと隣接し前記連続フィンと交差しないように形成され、かつ長手方向に沿って不連続あるいは鋸歯状に形成された不連続フィンと、該不連続フィンと前記連続フィンとの間に各々形成された溝を具備していることを特徴とする非共沸混合冷媒用の伝熱管。
IPC (3件):
F28F 1/40 ,  F25B 13/00 ,  F25B 39/00

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