特許
J-GLOBAL ID:200903099840514260

DI缶胴用アルミニウム合金板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-213149
公開番号(公開出願番号):特開平8-060283
出願日: 1994年08月15日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 DI缶胴用のアルミニウム合金硬質板として、強度およびDI成形性に優れるばかりでなく、DI加工、塗装焼付処理後の缶胴縁部の成形性(ネッキング加工性、フランジ加工性、シーミング加工性)に優れた板およびその製造方法を提供する。【構成】 請求項1,2:Mg0.5〜1.8%、Mn0.5〜1.8%、Fe0.3〜0.8%、Si0.15〜0.8%、Fe/Si比2以下、さらに微量のTi(およびB)を含有し、そのほか必要に応じて少量のCu,Cr,Znを含有し、残部が実質的にAlよりなり、Al-Mn系金属間化合物のα化率が30%以上、板表面の0.5〜2μmの金属間化合物が10000個/mm2 以上存在するAl合金板。 請求項3:前記の合金を鋳造後、530〜610°C×2〜24時間の均質化処理を行なうにあたり、その昇温過程の450〜500°Cの温度域の昇温速度を70°C/hr以下とするかまたはその温度域で0.5〜2時間の中間保持を行なう。
請求項(抜粋):
Mg0.5〜1.8%(重量%、以下同じ)、Mn0.5〜1.8%、Fe0.3〜0.8%、Si0.15〜0.8%を含有し、かつFe/Si比が2以下の範囲内にあり、さらに鋳塊組織微細化剤としての0.005〜0.20%のTiを単独でもしくは0.0001〜0.05%のBと組合せて含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなり、しかもAl-Mn系金属間化合物のα化率が30%以上でかつ板表面に0.5〜2μmの範囲内の金属間化合物が10000個/mm2 以上存在することを特徴とする、DI缶胴用アルミニウム合金板。
IPC (2件):
C22C 21/06 ,  C22F 1/04

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