特許
J-GLOBAL ID:200903099851333861

油圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-281328
公開番号(公開出願番号):特開平5-119847
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 応答性が良く、オーバーランが無く、減速時間、減速距離の短い油圧装置を提供する。【構成】 可変ポンプ1と両ロッド形油圧シリンダ102とを供給ライン5と戻りライン7で連結して閉回路108を構成する。戻りライン7にチャージポンプ21とアキュムレータ31からチェック弁22を通して戻り流体を供給する。戻りライン7にチェック弁32を設け、このチェック弁と可変ポンプ1との間にリリーフ弁32を接続する。電磁パイロット弁11にはシャトル弁41によって供給ライン5または戻りライン7のうちの高圧の油を供給する。戻りライン7にはアキュムレータ31とチャージポンプ21からチャージ流体が供給されるから、背圧が立ち、オーバーランが生じず、減速時間、減速距離を短くできる。戻りライン7への可変ポンプ1からの逆流等の両ロッド形油圧シリンダ102への影響はチェック弁32と差動形リリーフ弁33によって防止される。
請求項(抜粋):
正逆吐出する可変ポンプ(1)と両ロッド形油圧シリンダ(102)とを供給ライン(5)と戻りライン(7)とで接続して閉回路(8)を構成し、上記可変ポンプ(1)の吐出量可変要素(1a)を制御する吐出量制御部(1b)を上記供給ライン(5)とタンクとに切換接続する電磁パイロット弁(11)を設け、上記供給ライン(5)の圧力を検出する圧力センサ(15)と上記吐出量可変要素(1a)の位置を検出する位置センサ(16)とを設け、上記圧力センサ(15)からの検出圧力信号と上記位置センサ(16)からの検出流量信号と圧力指令と流量指令とに基づいて、上記検出圧力信号および検出流量信号が上記圧力指令および流量指令に一致するように制御信号を上記電磁パイロット弁(11)に出力するコントローラ(17)を設け、チャージポンプ(21)と上記戻りライン(7)とを、中間にチェック弁(22)を有するチャージライン(23)で接続し、上記チャージポンプ(21)とチェック弁(22)との間にリリーフ弁(25)を接続し、上記戻りライン(7)とタンクとの間にパイロットチェック弁(26)を接続し上記戻りライン(7)の圧力が所定の圧力よりも大きいときに、上記コントローラ(17)からの信号を受けて、上記パイロットチェック弁(26)を開放させる切換弁(27)を設けたことを特徴とする油圧装置。

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