特許
J-GLOBAL ID:200903099854193114
放射線検出器とその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-127594
公開番号(公開出願番号):特開平10-319126
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 従来の多素子固体検出器に於いては、各素子間のクロストークを低減させるため、300μm程度のギャップが必要であり、X線の空間利用効率が悪く感度を劣化させる原因となっていた。また反射層に使われているTiO2は、Agなど金属膜に比べ反射率が悪く、感度を低下させる原因となっている。さらにTiO2は、粉末形状をしている為、反射層として固着させるのが困難であり、作業コストが高いと言う課題があった。【解決手段】 本発明の放射線検出器は、複数個配列される光電変換素子6とそれに対向配置されたシンチレータ1の個々に、X線は透過し、シンチレータ内部で発光する可視光は反射させる反射手段2と、隣接するシンチレータ間の側面にX線を吸収する遮閉手段3とを有する構成となっている。さらに、反射手段2と遮閉手段3の保護を目的とした保護手段4を有する構成とした。
請求項(抜粋):
放射線を可視光に変換するシンチレータを複数個配列し、それぞれのシンチレータと光学的に接続されている光電変換素子とこれら全体を支持している回路基板で構成されている放射線検出器に於いて、前記シンチレータの光電変換素子との接続面以外の面に前記シンチレータ内で発生した可視光を反射する反射層と、隣接するシンチレータとの間の面に放射線を遮閉する遮閉層とを具備していることを特徴とする放射線検出器。
IPC (2件):
FI (2件):
G01T 1/20 G
, G03B 42/02 Z
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