特許
J-GLOBAL ID:200903099860321035

スマートカードを使用しての安全な送金技法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-101548
公開番号(公開出願番号):特開平7-319983
出願日: 1995年02月08日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 安全な電子金融取引を提供するための装置及び方法が提供されるが、複数のスマートカード上に金銭が格納される。【構成】 複数のスマートカードは、各々、閉じた状態と開いた状態を持つ電子保安壁を備える。閉じた状態においては、スマートカードが金融取引に参与できないようにされ、一方、開いた状態においては、スマートカードは金融取引に参与することを許される。この安全なスマートカードは、電子保安壁の状態を開いた状態から閉じた状態に変えるための第一の保安キーと電子保安壁を閉じた状態から開いた状態にするための第二の保安キーを備える。金融取引には、例えば、中央銀行とスマートカードとの間の送金;第一のスマートカードと第二のスマートカードとの間の送金;スマートカード上に格納されている金額のチェック;及びスマートカード上に格納された金額への利息の追加が含まれる。
請求項(抜粋):
安全な金融取引を遂行するための方法であって、この方法が、(a)金銭の価値を表わす電子表現を少なくとも第一の階層レベルの第一のスマートカードと第一の階層レベルより低い第二の階層レベルの第二のスマートカードを含む複数のスマートカード上に格納するステップ、及び(b)第一と第二のスマートカードの各々にシステムの安全性を提供するために電子保安ロックを装備するステップを含み、この保安ロックが各スマートカードが少なくとも一つの金融取引に参入できないようにするロックされた状態とスマートカードが少なくとも一つの金融取引に参入できるようにするロックされてない状態を持ち、この方法がさらに、(c)第一のスマートカードに第一の保安キーを与え、第二のスマートカードに第二の保安キーを与えるステップ、(d)第一の保安キーと第二の複数の保安キーを比較し、第一の複数の保安キーの1つが第二の複数の保安キーの少なくとも一つに一致するときは一致信号を生成し、そうでなければ不一致信号を生成するステップ、(e)第一の複数の保安キーの少なくとも一つの値を変更することにより、第一の複数の保安キーを定期的に更新するステップ、及び(f)第一のスマートカードから第二のスマートカードへ、第一の複数の保安キーの少なくとも一つの変更された値をダウンロードするステップを含み、第一の複数の保安キーからの変更された値は、第二のスマートカードに記憶された第二の複数の保安キーを対応保安キーに置換することを特徴とする方法。
IPC (2件):
G06F 19/00 ,  G06K 17/00
FI (3件):
G06F 15/30 360 ,  G06F 15/30 310 ,  G06F 15/30 350

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