特許
J-GLOBAL ID:200903099868487102

建造物用ボルト部材の悪戯防止金具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-148639
公開番号(公開出願番号):特開2000-304025
出願日: 1999年04月19日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 建造物用ボルト部材の悪戯防止金具を提供する。【解決手段】 悪戯によってナット21,22が緩められたり,取り外されたりするのを防止するための悪戯防止金具1を、ナットの外周部を覆う円筒体4の内周面に半径方向に突出する凸部5が形成されたスリーブ2と、スリーブ内に挿入され凸部に係合する段部9及びボルト17に螺装されるめねじ10が形成された結合部6,及び結合部に剪断部8を介して一体形成されスリーブから外部に突出する頭部7を有する締結部材3とから構成する。そして、結合部に、ボルトにねじ込んだときにボルトとナットとの間に塑性変形して流入結合する塑性変形部11を形成し、塑性変形部の結合力を越える締結力が作用したときに頭部を剪断部から切断除去する。
請求項(抜粋):
固定部に配設されたボルトに建造物の基台を装着し、該ボルトにナットを螺装して上記基台を固定部に固定するようにした建造物用ボルト部材において、悪戯によって上記ナットが緩められたり,取り外されたりするのを防止するための悪戯防止金具であって、上記ナットの外周部を覆う筒体の内周面に半径方向に突出する凸部が形成されたスリーブと、該スリーブ内に挿入され上記凸部に係合する段部及び上記ボルトに螺装されるめねじが形成された結合部及び該結合部に剪断部を介して一体形成され上記スリーブから外部に突出する頭部を有する締結部材とを備え、上記結合部に、上記ボルトにねじ込んだときに該ボルトとナットとの間に塑性変形して流入結合する塑性変形部を形成し、該塑性変形部の結合力を越える締結力が作用したときに上記頭部が剪断部から剪断除去されることを特徴とする建造物用ボルト部材の悪戯防止金具。

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