特許
J-GLOBAL ID:200903099871473341

屈折率分布を有する石英ガラスの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-185474
公開番号(公開出願番号):特開平5-009036
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 ゾル-ゲル反応によって屈折率分布を有する石英ガラスを製造する際に、ゲルの乾燥中及び焼結中にクラックが入ること及び焼結後のガラス中に微細な気泡が発生することを防止する。【構成】 シリカゾル分散液に粒径1μm以下のシリカ粒子を1モル%〜10モル%添加し、このシリカゾル分散液をガラス管に入れ、密封して室温で放置しゲル体を得る。この後、上記ゲル体をガラス管から取り出し、塩酸水溶液中に浸漬し、Si成分とSi以外の金属からなる不完全網目構造体からSi以外の金属製分を拡散によって溶出し、ゲル体内部のSi以外の金属成分に濃度勾配を与え、次いで、上記の工程で得たゲル体を乾燥せしめた後、焼結して屈折率分布を有する石英ガラスを得る。
請求項(抜粋):
シリコンアルコキシドとシリコン以外の金属アルコキシドを含むシリカゾルをゲル化し、次いで酸処理することでゲルから前記金属アルコキシドを構成する金属を溶出させてゲル内に金属の濃度勾配をつけ、この後ゲルを乾燥した後焼結するようにした屈折率分布を有する石英ガラスの製造方法において、前記シリカゾルに直径1μm以下の単分散シリカ粒子を全アルコキシドに対して1モル%以上で10モル%以下の割合で添加することを特徴とする屈折率分布を有する石英ガラスの製造方法。
IPC (4件):
C03B 20/00 ,  C03B 8/02 ,  G02B 1/02 ,  G02B 3/00

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