特許
J-GLOBAL ID:200903099877350179

常開型電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-277447
公開番号(公開出願番号):特開平11-115713
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 常閉型電磁弁において、通常時は大流路が連通し、いったん給電した後は非給電/給電により、小流路の連通/閉鎖を誤作動なしに実現する。【解決手段】 本発明の常開型電磁弁4では、第1弁体7が第1弁座6aに当接して入口5a側の圧力が出口5b側の圧力よりも所定値以上高い場合に、大流路L1が閉鎖した状態で電磁コイル15への給電を切り替えると可動子11の変位により小流路L2が開閉する。また、小流路L2の閉鎖時に入口5a側の圧力が出口5b側の圧力よりも所定値以下に低下すれば第1弁体7が出口5側の液圧に付勢されて第1弁座6aから離間し、大流路L1が連通する。
請求項(抜粋):
圧力源からの液圧を導入する入口と、液圧を導出する出口と、前記入口から出口に至る大流路の一部に設けられた第1弁座と、前記第1弁座の入口側に位置し、第1弁座と当接することにより大流路を閉鎖せしめる第1弁体と、軸方向に摺動可能であって、スプリングにより先端側に付勢され、その先端部が前記第1弁体と対向する可動子と、非給電時には上記スプリングの付勢力により前記第1弁体を前記第1弁座から離間させ、給電時には電磁力により前記スプリングの付勢力に抗して前記可動子を後端側に移動させ、前記第1弁体を第1弁座に当接させるようにした電磁コイルと、前記入口と出口の間を連通する小流路と、前記小流路の途中に設けられた第2弁座と、前記可動子に設けられ、前記第2弁座に当接することにより前記小流路の連通を閉鎖せしめるようにした第2弁体とを備え、前記第1弁体が第1弁座に当接して入口側の圧力が出口側の圧力よりも所定値以上高い場合に、前記大流路が閉鎖した状態で前記電磁コイルへの給電を切り替えると前記可動子の変位により前記小流路が開閉し、かつ、この小流路の閉鎖時に入口側の圧力が出口側の圧力よりも前記所定値以下に低下すれば前記第1弁体が出口側の液圧に付勢されて第1弁座から離間し、前記大流路が連通するごとく構成した常開型電磁弁。
IPC (2件):
B60T 8/36 ,  F16K 31/06 305
FI (2件):
B60T 8/36 ,  F16K 31/06 305 Z

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