特許
J-GLOBAL ID:200903099884709808

可倒式リヤシートバックのロック機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-227129
公開番号(公開出願番号):特開平8-091101
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 車室側およびトランクルーム側の双方からロック解除できるとともに、車室側からのロック解除を容易に不能にできる簡単且つ安価な可倒式リヤシートバックのロック機構を提供する。【構成】 車室14側から押込み操作される第1操作部40およびトランクルーム16側から操作される第2操作部42を備えたロック解除手段36を、第1操作部40が押込み操作可能で且つ第2操作部42を引張り操作可能な第1位置(図示)と、第1操作部40が可倒式リヤシートバック12内に没入して操作不能で且つ第2操作部42が押込み操作可能な第2位置との間の移動可能に配設し、ターンオーバ装置50により中間位置を境として第1位置および第2位置へ択一的に移動させるとともに、第1位置から中間位置へ移動させられる過程で爪部材38によりラッチ部材26を回動させてロック状態を解除する。
請求項(抜粋):
起立状態において車室とトランクルームとを分離するとともに、車幅方向と略平行な回動軸心まわりに回動して前記車室側へ倒伏させられることにより該車室とトランクルームとを連通させる可倒式リヤシートバックに配設され、該可倒式リヤシートバックを車体に係止して前記起立状態にロックするとともに、手動操作で該ロックが解除されることにより該可倒式リヤシートバックが倒伏することを許容するロック機構であって、前記可倒式リヤシートバックに設けられ、該可倒式リヤシートバックが起立させられることにより前記車体に係止させられるとともに、その係止状態に機械的にロックする係止手段と、前記車室側から押込み操作される第1操作部と、前記トランクルーム側から操作される第2操作部と、該第1操作部と第2操作部とを機械的に連結して互いに連動させる連結機構とを有し、前記第1操作部を前記車室側から押込み操作可能で且つ前記第2操作部を前記トランクルーム側から操作可能な第1位置と、前記第1操作部が前記可倒式リヤシートバック内に没入して前記車室側からの操作が不能で且つ前記第2操作部を前記トランクルーム側から操作可能な第2位置との間の移動可能に、前記可倒式リヤシートバックに配設されたロック解除手段と、該ロック解除手段と前記係止手段とに跨がって設けられ、該ロック解除手段が前記第1位置と前記第2位置との間のロック解除位置を移動させられる際に前記ロックを解除する一方、該ロック解除手段が該第1位置または第2位置に位置させられた状態では該係止手段のロックを許容する解除作用部材と、前記ロック解除位置へ移動させられた前記ロック解除手段を前記第1位置へ移動させるように付勢する付勢手段と、前記ロック解除位置を越えて前記第2位置側へ移動させられた前記ロック解除手段を該第2位置に位置決めする位置決め手段とを有することを特徴とする可倒式リヤシートバックのロック機構。

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