特許
J-GLOBAL ID:200903099887169243

電動車両のモータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-201174
公開番号(公開出願番号):特開平8-065809
出願日: 1994年08月25日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 直流直巻モータを動力源とし、アクセルOFFにより回生制動が自動的に行われる電動車両のモータ制御装置を提供する。【構成】 励磁コイル92と電機子コイル91はダイオードブリッジ7を介して直列に接続される。直流電源BはFET3を介してダイオードブリッジ7に接続され、ダイオードブリッジ7の整流作用により一定方向の電流が励磁コイル92および電機子コイル91に流される。コントローラ10は、PWM制御によってFET3をON/OFFしコイル91,92に直流電源Bからの電流を流す動作と、コイル92に蓄積した電気エネルギーを消費する動作とを繰り返させ、電機子に駆動力を付与する。アクセルOFFを検知すると、FET4をON/OFFしてコイル91,92を含む回路を閉成/開成し、コイル91に誘導される電流を消費する動作と、該電流を直流電源Bに戻す動作とを繰り返させる。
請求項(抜粋):
電動車両の動力源たる直流モータに流す電流を制御することにより、該直流モータが発生する駆動力または制動力を制御する電動車両のモータ制御装置において、直流電源の正負両極端子間に直列に介挿された第1および第2のスイッチング素子と、各々前記直流電源に対して逆極性となるように第1および第2のスイッチング素子に各々並列接続された第1および第2のフリーホイールダイオードと、各々のカソードが前記直流モータの励磁コイルの一端に共通接続された第1および第2のダイオードと、各々のアノードが前記励磁コイルの他端に共通接続されると共に各々のカソードが前記第1および第2のダイオードの各アノードに接続された第3および第4のダイオードとからなり、前記第2のダイオードのアノードおよび第4のダイオードのカソードの接続点と前記第1のダイオードのアノードおよび第3のダイオードのカソードの接続点との間に前記直流モータの電機子コイルおよび前記第2のスイッチング素子が直列に介挿されてなるダイオードブリッジと、加速指令が与えられた場合には発生すべき加速量に応じた時間密度で前記第1のスイッチング素子を導通状態にすると共に減速指令が与えられた場合には発生すべき制動量に応じた時間密度で前記第2のスイッチング素子を導通状態にする駆動・制動制御手段とを具備することを特徴とする電動車両のモータ制御装置。
IPC (3件):
B60L 7/12 ,  B60L 15/28 ,  H02P 7/29

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