特許
J-GLOBAL ID:200903099898780602

PLL回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大日方 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-261537
公開番号(公開出願番号):特開平6-112820
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 高速引き込みと低ノイズ出力という所望の特性を同時に有するPLL回路を提供する。【構成】 従来形のPLL本体回路1に、周波数差検出回路2、状態制御回路3、スイッチ回路4、トリガ信号発生回路5を付加して、PLL回路を構成し、PLL回路が同期はずれ起こしているとき、またはトリガ信号が入力したときに、周波数差検出器の出力信号によってその電圧制御発振器の実効自走周波数を制御するようにした。【効果】 ほとんど瞬時に周波数同期を完了し、この後、従来のPLL回路と同様の動作で位相同期を完了する。この結果、引き込み時間を考慮しないPLL回路の設計ができる。
請求項(抜粋):
所定の自走周波数を持ちかつ制御信号に従って発振周波数が制御される局部発振器と、その出力信号と外部入力信号との位相差に従った制御信号を形成する位相比較回路と、上記位相比較回路からの制御信号を受け上記局部発振器の制御信号入力を形成するロウパスフィルタから成るPLL本体回路と、上記外部入力信号の周波数と上記PLL本体回路内部の局部発振器の発振周波数との差に応じた信号を出力する周波数差検出回路と、内部で生成または外部から印加されるトリガ信号に応じて上記PLL本体回路と周波数差検出回路の回路状態を設定するための制御信号を生成する状態制御回路および上記PLL本体回路への制御信号の切換えを行なうスイッチ回路とから成り、上記の周波数差検出回路の出力を用いて、上記PLL本体回路内部の局部発振器の実効自走周波数をほぼ外部入力信号の周波数に設定することによって高速引き込みを可能としたことを特徴とするPLL回路。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平3-230619
  • 特開平4-192810
  • 特開平1-293718
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