特許
J-GLOBAL ID:200903099901356876

加熱炉の熱量調整方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-270817
公開番号(公開出願番号):特開平7-126026
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【構成】 吸込エアと加熱エアとが混合された混合エアを、ケーシング32に昇降自在に支持された吹出ノズル34から吹き出して窓用板ガラス18を加熱する。そして、加熱炉内の雰囲気温度及び輻射源温度をモニタし、これらのモニタ値に基づいて求められた上部熱量と下部熱量とが均一になるように、吹出ノズル34の高さを調整して、窓用板ガラス18の上方の上部雰囲気温度及び上部輻射源温度を変更する。【効果】 吹出ノズルから加熱された混合エアを吹き出して加熱炉内の上方に対流を発生させるので、加熱炉内の雰囲気温度の低下を防止することができる。また、雰囲気温度と輻射源温度に基づいて熱量を調整するようにしたので、下部熱量が均一になるように上部熱量を正確に調整することができる。従って、窓用板ガラスを高温加熱する場合に窓用板ガラスの下面と上面の吸収熱量を均一に保つことができるので、窓用板ガラスの反りを防止することができる。
請求項(抜粋):
加熱炉内のエアをケーシング内に吸引して加熱用バーナからの加熱エアと前記ケーシング内にて混合したエアを、前記ケーシングに昇降自在に支持された吹出ノズルから吹き出して搬送ローラで前記加熱炉内を搬送中の板状材の上面を加熱し、同時に前記搬送ローラの下方に設けられた下部加熱手段で前記板状材の下面を加熱する工程と、前記板状材の上方の上部雰囲気温度及び上部輻射源温度、並びに前記板状材の下方の下部雰囲気温度及び下部輻射源温度をモニタする工程と、前記上部雰囲気温度及び上部輻射源温度に基づいて求められた上部熱量と、前記下部雰囲気温度及び下部輻射源温度に基づいて求められた下部熱量とを比較する工程と、前記上部熱量が下部熱量と異なる場合、前記吹出ノズルの高さを調整して、前記上部熱量が下部熱量と均一になるように前記上部雰囲気温度及び上部輻射源温度を変更する工程と、を備えた加熱炉の熱量調整方法。
IPC (3件):
C03B 23/023 ,  C03B 35/16 ,  F27D 19/00

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