特許
J-GLOBAL ID:200903099902286057

環境状態測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-023654
公開番号(公開出願番号):特開平11-223563
出願日: 1998年02月04日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 被測定空間内の環境状態の測定を簡易な構成で実現する。【解決手段】 被測定空間24外に配置された仮想スピーカ列上の仮想スピーカと、被測定空間24を挟んで仮想スピーカ列と反対側に平行に配置された仮想マイクロフォン列上の仮想マイクロフォンと、を結ぶ仮想経路を、互いに異なる複数の方向について各々多数設定し、各仮想経路と壁体22との交差位置にスピーカ及びマイクロフォンを備えたノード12を各々設けている。仮想経路上の被測定空間24に重なっている区間(実線で図示)はノード12間で実際に音波を伝搬させて伝搬時間を測定し、仮想経路上の被測定空間24外の区間(一点鎖線で図示)は、被測定空間24外が一定温度であると仮定して伝搬時間を推定することで、各仮想経路の音波の伝搬時間の推定値を各々求め、各仮想経路の音波の伝搬時間の推定値に基づいて被測定空間24内の温度分布を演算する。
請求項(抜粋):
各々一定の方向に沿いかつ互いに異なる位置で被測定空間を貫く等しい長さの多数の仮想経路を、互いに異なる複数の方向について各々設定しておき、前記各仮想経路について、仮想経路上の前記被測定空間に重なっている区間の音波の伝搬時間を実際に音波を伝搬させて測定し、仮想経路上の被測定空間外の区間の音波の伝搬時間を被測定空間外が一定温度の媒質で満たされていると仮定して推定することにより、仮想経路上を音波が伝搬するときの伝搬時間の推定値を各々求め、所定方向に沿った多数の仮想経路の各々の音波の伝搬時間の推定値に基づき、前記所定方向についての音波の伝搬時間の投影データを求めることを、前記複数の方向について各々行い、前記複数の方向の各々についての音波の伝搬時間の投影データに基づいて被測定空間内の環境状態を演算する環境状態測定方法。
IPC (3件):
G01K 11/24 ,  G01N 29/18 ,  G01W 1/00
FI (3件):
G01K 11/24 ,  G01N 29/18 ,  G01W 1/00 A

前のページに戻る