特許
J-GLOBAL ID:200903099904411428

鉄道車両の空気ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219902
公開番号(公開出願番号):特開平7-069204
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 保安上重要な圧縮空気をブレ-キシリンダに送通するブレ-キシリンダ管、空気ホ-ス等を、台車の切離し作業に便利な車両の両側面近傍にそれぞれ配置し、車両が踏切事故等で、側面から路面車両に衝突され一方のブレ-キシリンダ管、空気ホ-ス等が破壊されて、圧縮空気が漏れる事故が発生しても、他方のブレ-キシリンダ管、空気ホ-ス等を介してブレ-キシリンダに圧縮空気を送ってブレ-キをかけ、確実に車両を停止させることの出来る鉄道車両の空気ブレ-キ装置を提供すること。【構成】 車両にブレ-キをかけるブレ-キシリンダに接続され、圧縮空気を送通するブレ-キシリンダ管を、常用と非常用との2系統に分離して設け、且つ、分離した両系統のブレ-キシリンダ管を、車両の両側面近傍にそれぞれ配置し、常用又は非常ブレ-キ指令を与えた時、ブレ-キ指令を与えた側のブレ-キシリンダ管の圧力が上昇しない時は、ブレ-キ指令を与えなかった側のブレ-キシリンダ管を介して車両にブレ-キをかけるるようにした。
請求項(抜粋):
与えられた常用ブレ-キ指令により作動し、常用空気溜の圧縮空気をブレ-キシリンダ管を介してブレ-キシリンダに供給して常用ブレ-キをかける常用ブレ-キ制御弁と、与えられた非常ブレ-キ指令により作動し、非常用空気溜の圧縮空気をブレ-キシリンダ管を介してブレ-キシリンダに供給して非常用ブレ-キをかける非常用ブレ-キ制御弁と、を備えた鉄道車両の空気ブレ-キ装置において、前記常用空気溜から前記常用ブレ-キ制御弁を介して圧縮空気が供給され、供給された圧縮空気の圧力を検出する圧力スイッチを備えた常用ブレ-キシリンダ管と、前記非常用空気溜から前記非常用ブレ-キ制御弁を介して圧縮空気が供給され、供給された圧縮空気の圧力を検出する圧力スイッチを備えた非常用ブレ-キシリンダ管とを設け、前記常用ブレ-キシリンダ管と非常用ブレ-キシリンダ管とを、前記車両の前後の各台車に設けられ前記各台車のブレ-キシリンダにその出口が接続される複式逆止弁を介して合流させ、これらの常用ブレ-キシリンダ管と非常用ブレ-キシリンダ管とを、互いに前記車両の反対側に配設し、前記常用ブレ-キ指令または非常ブレ-キ指令を与えた時、予定の時間が経過しても、前記常用ブレ-キシリンダ管または非常用ブレ-キシリンダ管の内圧が予定値まで上昇しない場合には、これを前記圧力スイッチにより検出して、指令が常用ブレ-キの時は前記非常用ブレ-キ制御弁を作動させ、指令が非常用ブレ-キの時は前記常用ブレ-キ制御弁を作動させ、前記車両にブレ-キをかけるようにしたことを特徴とする鉄道車両の空気ブレ-キ装置。
IPC (2件):
B60T 13/36 ,  B60T 17/18

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