特許
J-GLOBAL ID:200903099908972769

対物レンズ駆動装置の製造方法及びボビン支持体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-115737
公開番号(公開出願番号):特開平7-326070
出願日: 1994年05月27日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 組立てが容易で、高精度の対物レンズ駆動装置を提供する。【構成】 一対ずつの第1及び第2の接続端子を備えた接続端子部材に導電性を有する第1及び第2の線状部材を接続させた後、これら接続端子部材及び線状部材に合成樹脂を成形して固定部及びボビン支持部を形成する。次いで、接続端子部材の連結片を切断し、第1及び第2の線状部材を切断する各線状部材に1本ずつの線状部材が接続された状態となし、ボビン支持部の両側に延長された一対ずつの線状部材を折曲し、各一対の線状部材の先端に設けられたボビン支持部を相対向させ、さらに各接続端子の固定部から突出した部分を折曲してボビン支持体が組立てられてる。対物レンズを保持したボビンの両側をボビン支持体のボビン支持部により支持して対物レンズ駆動装置が構成される。【効果】 固定部及びボビン支持部と接続端子及び弾性変位部となる線状部材が一体に形成され、互いの組立て精度が高精度に維持される。
請求項(抜粋):
一対の第1の接続端子と、これら第1の接続端子より長尺であって上記第1の接続端子間に位置する一対の第2の接続端子とが基端側を連結片により連結させて並列配置された接続端子部材の第1及び第2の接続端子間に亘って導電性を有する第1の線状部材を延在させるとともに、上記第2の接続端子間に亘って上記第1の線状部材と平行に導電性を有する第2の線状部材を延在させ、上記第1の接続端子と上記第1の線状部材及び第2の接続端子と上記第2の線状部材とをそれぞれ電気的に接続する工程と、上記第1及び第2の接続端子部分に合成樹脂を成形して固定部を形成するとともに、上記固定部の両側に位置して上記第1及び第2の線状部材間に亘って合成樹脂を成形して一対のボビン支持部を形成する工程と、上記接続端子部材の連結片を切断して上記各接続端子を分離独立させるとともに、上記第1及び第2の線状部材を切断し各接続端子にそれぞれ1本ずつの線状部材が接続された状態となす工程と、上記固定部の両側に延長され、先端側がボビン支持部により連結された一対ずつの線状部材を上記ボビン支持部を相対向させる方向に折曲するとともに、上記各接続端子の上記固定部から突出した部分を上記線状部材の曲げ方向とは逆方向に折曲する工程とを経てボビン支持体を組立てた後、対物レンズを保持したボビンの上記対物レンズの光軸と平行な相対向する側面をそれぞれ上記ボビン支持部に支持させる工程と、上記ボビンに対物レンズ駆動用コイルを取付けるとともに、磁気回路部に設けられたマグネットに上記コイルを対向させ、上記ボビン支持体の固定部を上記磁気回路部に設けた支持部に支持させる工程とを有してなる対物レンズ駆動装置の製造方法。
IPC (2件):
G11B 7/22 ,  G11B 7/09

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