特許
J-GLOBAL ID:200903099911138559

芳香族カルボン酸から脱カルボキシル化することによって芳香族化合物を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-110859
公開番号(公開出願番号):特開平9-025256
出願日: 1996年05月01日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 広い範囲の芳香族カルボン酸に使用でき、従来技術の方法の欠点、例えば生じる反応混合物の複雑な処理工程、高温及び長い反応時間の使用、及び腐食性の水溶液の使用を避けることができる方法を開発すること。【解決手段】 式【化1】[ 式中、基R1、R2、R3、R4及びR5はCOOH、H 、F 、Cl、Br、CF3 、OH、それぞれ1〜4個の炭素原子を有するアルコキシまたはアルキル基または基-NR6R7(この際、R6及びR7はH 、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基またはフェニル基である)である] で表される化合物を製造する方法であって、式【化2】[ 式中、基R1、R2、R3、R4及びR5は上記の意味を有するかまたはこれらの意味とは別に、H の代わりにCOOHであり得る] で表される化合物を水中に溶解し、この水溶液を水不溶性のアミンと混合し、そして水不溶性溶媒の存在下または不存在下にそして脱カルボキシル化触媒の存在下または不存在下に、3〜9のpH及び70〜210 °Cの温度において脱カルボキシル化を行うことからなる上記方法。
請求項(抜粋):
式【化1】[式中、基R1、R2、R3、R4及びR5は、同一かまたは異なっていて、COOH、H 、F 、Cl、Br、CF3 、OH、それぞれ1〜4個の炭素原子を有するアルコキシまたはアルキル基または基-NR6R7(この際、R6及びR7は、同一かまたは異なっていて、H 、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基またはフェニル基である)である]で表される化合物を製造する方法であって、式【化2】[式中、基R1、R2、R3、R4及びR5は、同一かまたは異なっていて、上記の意味を有するか、またはこれらの意味とは別に、H の代わりにCOOHであり得る]で表される化合物を水中に溶解し、この水溶液を、反応条件下で不活性である水不溶性のアミンと混合し、そして反応条件下で不活性である水不溶性溶媒の存在下または不存在下にそして脱カルボキシル化触媒の存在下または不存在下に、3〜9のpH及び70〜210 °Cの温度において脱カルボキシル化を行うことからなる上記方法。
IPC (13件):
C07C 65/03 ,  B01J 23/72 ,  C07B 37/06 ,  C07C 1/207 ,  C07C 15/02 ,  C07C 17/363 ,  C07C 25/02 ,  C07C 37/50 ,  C07C 39/02 ,  C07C 39/24 ,  C07C 51/38 ,  C07C 65/21 ,  C07B 61/00 300
FI (13件):
C07C 65/03 B ,  B01J 23/72 X ,  C07B 37/06 ,  C07C 1/207 ,  C07C 15/02 ,  C07C 17/363 ,  C07C 25/02 ,  C07C 37/50 ,  C07C 39/02 ,  C07C 39/24 ,  C07C 51/38 ,  C07C 65/21 D ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 特開平4-041466
  • 特開昭61-043130
  • 特開平1-268662
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審査官引用 (8件)
  • 特開平4-041466
  • 特開昭61-043130
  • 特開平1-268662
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