特許
J-GLOBAL ID:200903099911525897

金属ガスケット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷山 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-242149
公開番号(公開出願番号):特開平7-071606
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】オープンデッキ型シリンダブロックとシリンダヘッドとの合わせ面に介挿するのに適する金属ガスケットを提供する。【構成】シリンダブロック21側に位置する基板1は冷却水通路5を隔てて燃焼室外周基板3と冷却水通路外周基板4とに分離した状態で独立的に形成し、シリンダヘッド22側に位置する副板2は一体的に形成して燃焼室6周りに形成した折返し部7によって燃焼室側内周3bを挟持する。副板2と燃焼室外周基板3とは折返し部7の外周にて燃焼室側ブロック21a上で互いに重合する段差ビード2a、3aを夫々形成し、燃焼室外周基板3と冷却水通路外周基板4とが冷却水通路5を開放しているのに対して、副板2に形成した冷却水孔上流側はシール用ゴムコーティング等を施さない非コーティング面2bとした。
請求項(抜粋):
デッキ面が冷却水通路5を隔てて燃焼室側ブロック21aと外郭側ブロック21bとに分離したオープンデッキ型シリンダブロック21とシリンダヘッド22間に介挿する積層型の金属ガスケットにおいて、前記シリンダブロック21側に位置する基板1は冷却水通路5を隔てて燃焼室外周基板3と冷却水通路外周基板4とに分離した状態で独立的に形成し、前記シリンダヘッド22側に位置する副板2は一体的に形成して該副板2の燃焼室6周りに形成した折返し部7によって前記燃焼室外周基板3の燃焼室側内周3bを挟持すると共に、前記副板2と前記燃焼室外周基板3とはリベット8等にて固着し、前記副板2と前記燃焼室外周基板3とには前記折返し部7の外周にて前記燃焼室側ブロック21a上で互いに重合する段差ビード2a、3aを夫々形成し、さらに前記冷却水通路5の位置において前記燃焼室外周基板3と前記冷却水通路外周基板4とが前記冷却水通路5を開放しているのに対して、前記副板2に形成した冷却水孔9の少なくとも前記冷却水通路5の上流側はシール用ゴムコーティング等を施さない非コーティング面2bとしたことを特徴とする金属ガスケット。

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