特許
J-GLOBAL ID:200903099920305794

折り畳み式機器のヒンジ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-011994
公開番号(公開出願番号):特開平9-205287
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】ヒンジ部の開閉用ボタンを押して開閉動作を行う方法と、手動による開閉動作を行う方法の2種類の開閉方法が可能なヒンジ構造を提供する。【解決手段】カバー1とケース2が閉状態の時、ボス9a,9bに設けた溝15内で、T字棒6の両端のローラ7a,7bはA点の位置にある。ボタン5をばね8の弾性力に逆らって押して離すことにより、ローラー7a,7bは溝15内をA点→B点→C点→D点→E点→F点→G点へと移動し、カバー1とケース2は開状態になる。再度ボタン5をばね8の弾性力に逆らって押して離すことにより、ローラー7a,7bは溝15内をG点→H点→I点→J点→K点→L点→M点→B点→A点へと移動し、カバー1とケース2は開状態から閉状態に移る。ローラー7a,7bがA点とG点間をN点を通ることにより、手動による開閉も可能である。
請求項(抜粋):
開閉可能な折り畳み式機器に於いて、互いに開閉可能に結合するケース及びカバーと、前記カバーと一体であるカバーヒンジと、前記ケースと一体であるケースヒンジと、開閉用のボタンと一体化されて前記カバーヒンジと前記ケースヒンジに挿入されるT字棒と、前記カバーヒンジまたは前記ケースヒンジのいずれか一方に係合して円筒状をなすボスの内壁に溝を形成してなり、前記T字棒を前記溝にばねを介して挿入させ、ヒンジ軸方向の力である前記ボタンを押す力と前記ばねの弾力性をヒンジ回転方向の力に変換させることにより、前記カバーと前記ケースを前記ボタンを押して離す一連の動作によって開閉可能に結合すべくしたことを特徴とする折り畳み式機器のヒンジ構造。

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