特許
J-GLOBAL ID:200903099920396463

シクロヘキシルメチルジアルコキシシランの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-123278
公開番号(公開出願番号):特開平5-310756
出願日: 1992年05月15日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 シクロヘキシルメチルジクロロシランと一価の飽和アルコールとから、副生する塩化水素を分液操作により速やかに系外に除去し、短時間で完全にアルコキシ化されたシクロヘキシルメチルジアルコキシシランを収率良く製造する方法を提供する。【構成】 シクロヘキシルメチルジクロロシランに、塩素原子に対し理論上等モル以上の一価の飽和アルコールを40°C以下の液温下で一段反応で1倍モル以上2倍モル以下、二段反応で3倍モル以上5倍モル以下、分割混合して反応させると共に、飽和アルコールを副生塩化水素の吸収剤として、静置および分液操作により上層の塩化水素含有アルコールを系外に取り除く製法において、反応による塩化水素0.5 重量%以上のシクロヘキシルメチルジアルコキシシランを最終分液し、ついで分取したアルコキシシラン中の残存塩化水素を等モル以上のナトリウムアルコキシドにより中和する。
請求項(抜粋):
シクロヘキシルメチルジクロロシランに、その塩素原子に対し理論上等モル以上の一価の飽和アルコールを40°C以下の液温下で、一段目の反応で1倍モル以上2倍モル以下、二段目の反応で3倍モル以上5倍モル以下、分割混合して反応させると共に、前記飽和アルコールを副生塩化水素の吸収剤として、静置および分液操作により上層の塩化水素含有アルコールを系外に取り除くシクロヘキシルメチルジアルコキシシランの製法において、上記反応により得た含有塩素量が塩化水素換算濃度として0.5 重量%以上のシクロヘキシルメチルジアルコキシシラン(またはアルコキシ化されたシクロヘキシルメチルジクロロシラン)を最終分液し、ついで分取されたアルコキシシラン中の残存塩素を、塩化水素換算で等モル以上のナトリウムアルコキシドにより中和することを特徴とするシクロヘキシルメチルジアルコキシシランの製法。

前のページに戻る