特許
J-GLOBAL ID:200903099931315422

DMAコントローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 幸男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-232476
公開番号(公開出願番号):特開平10-063607
出願日: 1996年08月14日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 転送元から転送先へ複数のチャネルを介してデータをDMA転送する際に、あるチャネルの転送速度が速い場合に、転送元と転送先との間のバッファメモリの割当て領域を直ちに転送すべきデータで満たしてしまい、その結果、転送制御のオーバヘッド時間により、実質的な転送速度が著しく低下するという事態を回避する。【解決手段】 DMA監視部4が、各チャネル毎に、転送元からバッファメモリ3までの転送速度と、バッファメモリ3から転送先までの転送速度のうち、遅い方の転送速度を選択し、その選択された転送速度に応じて、各チャネルにバッファメモリ3を割り当てるようにする。
請求項(抜粋):
転送されるべきデータを一時的に蓄積するバッファメモリと、転送元からバッファメモリへデータを転送する第一のダイレクトメモリアクセス制御部と、バッファメモリから転送先へデータを転送する第二のダイレクトメモリアクセス制御部と、バッファメモリを分割し、その分割された領域を各チャネルに割り当てるダイレクトメモリアクセス監視部とからなり、転送元からバッファメモリを介して転送先までの間に、第一のダイレクトメモリアクセス制御部と第二のダイレクトメモリアクセス制御部とから構成されるチャネルを複数形成し、ダイレクトメモリアクセス監視部が、各チャネル毎に、転送元からバッファメモリまでの第一のデータ転送速度と、バッファメモリから転送先までの第二のデータ転送速度とのうち、遅い方のデータ転送速度を選択し、その選択されたデータ転送速度に応じて領域を割り当てることを特徴とするDMAコントローラ。

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