特許
J-GLOBAL ID:200903099934276053

選択的セロトニン再取り込み抑制剤のCYP2D6阻害能を同定するためのファルマコフォア・モデル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-072613
公開番号(公開出願番号):特開2001-324496
出願日: 2001年03月14日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 シトクロームP450酵素、特にCYP2D6、に対する顕著な阻害能を有しない選択的セロトニン再取り込み抑制剤(SSRI)化合物の選択を可能にするスクリーニング方法の提供。【解決手段】 本発明は、SSRI化合物のCYP2D6阻害活性に関するファルマコフォア・モデルを生成する方法に;CYP2D6酵素に対する顕著な阻害能を有しないSSRI化合物である可能性がある分子を発見する方法に;CYP2D6に対する顕著な阻害能を有しないSSRIを選ぶのに役立つCYP2D6ファルマコフォアの特徴をモデル化する方法に関する。さらに、本発明は、また、本発明の方法によって同定されるCYP2D6酵素に対する顕著な阻害能を有しないSSRI化合物を含む医薬組成物に;本発明の方法によって同定されるSSRI化合物が治療的に有効である医薬の製造および哺乳類における状態、障害、又は疾患の治療のための、本発明の方法によって同定されたSSRI化合物の利用にも関する。
請求項(抜粋):
選択的セロトニン再取り込み抑制化合物のCYP2D6阻害能のためのファルマコフォア・モデルを生成する方法であって、次のステップを含む方法:(i)5つ以上の選択的セロトニン再取り込み抑制化合物を含む訓練セットの各化合物対して3次元コンフォーマーの組を生成するステップ;(ii)前記訓練セットの各化合物と観測されたCYP2D6阻害能の値を相関させるステップ;(iii)ステップ(i)のコンフォーマーから、1つ以上のファルマコフォア・テスト・モデルの組を生成するステップ、前記ファルマコフォア・テスト・モデルの各々は、3次元空間に配置された、水素結合ドナー特徴、水素結合アクセプタ特徴、疎水性領域特徴、イオン化可能領域特徴、および環状芳香族特徴、から成る群から選択された3つ以上のCYP2D6酵素活性部位特徴を備える;(iv)ステップ(i)で生成された各コンフォーマーについてステップ(iii)で生成されたファルマコフォア・テスト・モデルの各々に対するCYP2D6阻害能を計算するステップ;(v)各ファルマコフォア・テスト・モデルについて総コストを計算するステップ;および(vi)最低コストのファルマコフォア・テスト・モデルをファルマコフォア・モデルとして選ぶステップ。
IPC (4件):
G01N 33/15 ,  A61K 45/00 ,  A61P 43/00 111 ,  G01N 33/50
FI (4件):
G01N 33/15 Z ,  A61K 45/00 ,  A61P 43/00 111 ,  G01N 33/50 Z

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