特許
J-GLOBAL ID:200903099945134994

再生型ガスタービン燃焼器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148889
公開番号(公開出願番号):特開平9-329335
出願日: 1996年06月11日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】再生型ガスタービン燃焼器の抽気,給気の良好な流動を与え、かつ、組立の分解が容易な構造であり、燃焼器尾筒の効果的な冷却構造を提供する。【解決手段】ガスタービン燃焼器は、燃料ノズル口,燃焼器ライナ6,燃焼器中間尾筒7,燃焼器尾筒8からなり、これは車室ケーシング14,燃焼器ケーシング15に格納され、燃焼器尾筒にはスリーブ10,11が取り付けられ、車室26と抽気室27は隔壁18により、抽気室27と給気室28は隔壁19で仕切られ、抽気室27は抽気管22が、給気室28には給気管23が設けられ、燃焼器ライナ6と燃焼器尾筒8は燃焼器中間尾筒7で連通させる。
請求項(抜粋):
再生型ガスタービン燃焼器であり、燃焼器は圧縮機ケーシング,車室ケーシング及び燃焼器ケーシング内に格納された逆流多缶型燃焼器であり、主に燃焼火炎を包み込む燃焼器ライナと燃焼ガスをタービンへ導く燃焼器尾筒からなり、前記燃焼器ライナは上流端部に燃料ノズルを持ち、下流端部にはばねを用いた変形可能なシールを持ち、前記シール部分を前記燃焼器の尾筒の内部に挿入させて燃焼器尾筒につながり、前記燃焼器尾筒の下流端部は車室ケーシングと取り合っており、前記燃焼器尾筒に取り付けられた背側支持部材は前記車室ケーシングに、腹側支持部材は圧縮機吐出ケーシングに連結されて前記燃焼器尾筒を支持し、燃焼器を格納する前記車室ケーシング,前記燃焼器ケーシングは前記燃焼器ケーシングに取り付けられた第1隔壁と第2隔壁によりそれぞれ車室,抽気室および給気室が形成され、抽気室の外壁には抽気管が、また給気室の外壁には給気管が取り付けられ、前記燃焼器尾筒の外周には外壁に沿って適切な間隔を保って形成されたスリーブが取り付けられ、前記スリーブのタービン側端部は前記車室ケーシングの部材の近くまで延び、ここで前記車室とつながる開口部を形成し、一方、前記スリーブの上流側は抽気室へ延び、ここで前記抽気室とつながる開口を持ち、かつ、前記スリーブは燃焼器ライナ側の前側スリーブとタービン側の円筒形状から扇形形状に形状が遷移する後側スリーブの二分割構造であり、前側スリーブには前記車室と前記抽気室を隔てる前記第1隔壁とフランジ部材で固着されて、前記車室と前記抽気室は前記燃焼器尾筒と前記スリーブで囲まれた環状室間で連通され、前記燃焼器ケーシングの前記第2隔壁にはフランジ部材で中間燃焼器尾筒が取り付けられており、前記中間燃焼器尾筒の下流端部にはばねを用いた変形可能なシールを持ち、この部分が適当長さ前記燃焼器尾筒内へ挿入されてつながり、前記中間燃焼器尾筒の上流側は燃焼器ライナと接続されて構成されることを特徴とする再生型ガスタービン燃焼器。
IPC (2件):
F23R 3/42 ,  F02C 7/08
FI (3件):
F23R 3/42 D ,  F23R 3/42 Z ,  F02C 7/08 B

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