特許
J-GLOBAL ID:200903099952981341

地震データのプリスタックインバージョンから貯留層岩質及び流体内容を導出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-509518
公開番号(公開出願番号):特表平10-505669
出願日: 1995年08月18日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】プリスタック地震反射データベース(110)から目標位置(400)の貯留層岩質及び流体内容を導出する方法。本方法は、目標位置、及び既知の地下岩質及び流体内容を有する較正位置(110)の両者のプリスタック地震反射データのインバージョン(200)を使用して目標位置(400)における地下岩質及び流体内容を導出する。インバージョンプロセス(200)は、地震波伝播の摩擦効果を考慮して完全に粘弾性インバージョンである。インバージョンプロセスの結果は、目標及び較正両位置に関する1組の地下弾性パラメーターである。これらの地下弾性パラメーターの相対的な大きさを、較正位置における既知の地下岩質及び流体内容(146)と共に比較し(399)目標位置(400)における地下岩質及び流体内容を導出する。
請求項(抜粋):
地下目標位置、及び既知の岩質及び流体内容を有する地下較正位置の両者において入手したプリスタック地震反射データから、上記地下目標位置における岩質及び流体内容を導出する方法であって、 (a)上記地下目標及び較正位置のモデルを作成する段階と、 (b)上記地下較正位置における上記岩質及び流体内容を表す、P波速度、S波速度、密度、P波インピーダンス、S波インピーダンス、及びP波速度とS波速度との比に関する弾性反射ファクタからなる群から選択された1組の弾性パラメーターを選択する段階と、 (c)上記プリスタック地震反射データのインバージョンを遂行し、上記地下目標及び較正位置の上記モデル内の複数の各点における上記弾性パラメーターの組を決定する段階と、 (d)上記地下目標及び較正位置の上記弾性パラメーターの相対的な大きさを比較する段階と、 (e)上記比較の結果、及び上記地下較正位置における上記既知の岩質及び流体内容を使用して、上記地下目標位置における上記岩質及び流体内容を導出する段階と、 を備えていることを特徴とする方法。
IPC (2件):
G01V 1/28 ,  G01V 1/40
FI (2件):
G01V 1/28 ,  G01V 1/40

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