特許
J-GLOBAL ID:200903099957287400

充填バルブとその洗浄装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 重文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-020003
公開番号(公開出願番号):特開平9-216693
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 洗浄装置の構成を簡単化できる上に、コストを低減できる充填バルブとその洗浄装置を提供する点にある。【解決手段】 容器30によりリティナ36を押し上げられたときには、シール材52を主液ノズル32の上部外周面に気液密に接触させ、それとは逆に全圧縮ばね37、38によりリティナ36を押し下げ、外筒43の内側環状突起43bにより制止して、シール材52を主液ノズル32の下部に設けた円環状溝部に位置させたときには、同リティナ36内周面と同主液ノズル32外周面との間に気体または液体の流通可能な隙間(液通路36a)を形成する隙間開閉動作を行うように構成している。
請求項(抜粋):
容器を上昇させ、容器口部を充填バルブ側のシール部材へ当接させて、液貯溜タンク内の液を充填バルブを介して容器へ充填する充填装置において、前記液貯溜タンクの底面に固定して内部に同タンクに連通する液通路を形成した筒状のバルブ本体と、同バルブ本体の筒状下部に同心に一体に組み付けて同筒状下部の外周面に円環状溝を形成するとともに内孔を液通路にした主液ノズルと、同主液ノズルの外周面に隙間を置いて摺動可能に嵌挿し上部には外部に連通する開口部を設け外周部には環状突起を設け下部には前記主液ノズルを液密にシールするシール材を設け最下部には容器口部に当接するシール部材を設けた昇降可能なリティナと、前記バルブ本体と前記リティナとの間に介装して同リティナを下方に付勢する圧縮ばねと、前記バルブ本体に液密に且つ垂下状態に取り付けて下部には前記リティナの外周に設けた環状突起に係合して同リティナをその下限位置に制止させる内側環状突起を設けた外筒と、中心部に上下方向の軸線に沿ってエア通路を設け下部には末広がりの茸弁を形成し前記バルブ本体及び主液ノズルの内部を昇降して前記液通路を主液ノズルの下部で開閉するベントチューブと、同ベントチューブに固定したストッパリングと前記バルブ本体の肩部との間に介装して同ベントチューブを押し上げ方向に付勢する圧縮ばねと、前記液貯溜タンクに固定した前記ベントチューブの昇降駆動手段とによりなり、前記容器により前記リティナを押し上げられたときには、前記シール材を前記主液ノズルの上部外周面に気液密に接触させ、それとは逆に全圧縮ばねにより前記リティナを押し下げ前記外筒の内側環状突起により制止して前記シール材を主液ノズルの下部に設けた円環状溝部に位置させたときには、同リティナ内周面と同ノズル外周面との間に気体または液体の流通可能な隙間を形成する隙間開閉動作を行うように構成したことを特徴とする充填バルブ。

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