特許
J-GLOBAL ID:200903099958169690

成形吸音材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-259674
公開番号(公開出願番号):特開平10-100299
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 高い強度と剛性ならびに優れた吸音特性を兼ね備えた軽量で通気性のない成形吸音材を提供すること。【解決手段】 熱可塑性樹脂と強化用繊維からなる主原料を抄造して得られるウエブを加熱、加圧し、こうして得られるスタンパブルシートを再加熱して膨張させたのち成形することにより、成形吸音材を製造する方法において、ウエブを加熱、加圧してシート化する際に、ウエブの一方の面に、ウエブ中に含有する熱可塑性樹脂よりもメルトフローレイトの小さい熱可塑性樹脂aのフィルムを積層し、ウエブの他方の面には、シート化するときのウエブの加熱温度よりも融点または軟化点のいずれかが高い熱可塑性樹脂bのフィルムを積層することを特徴とし、こうして得られる成形吸音材は、多孔質基材の熱可塑性樹脂aのフィルムを積層した面に、強化用繊維の含有率が多孔質基材の内層部よりも小さく空隙率の小さい含浸層が形成されていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂と強化用繊維を主成分とする微細な空隙構造を有する多孔質基材の一方の面に、下記熱可塑性樹脂aを含浸させることによって得られる空隙率の小さい樹脂含浸層を有し、その基材の他方の面には下記熱可塑性樹脂bのフィルムを積層接着してなることを特徴とする成形吸音材。記熱可塑性樹脂a;多孔質基材中の熱可塑性樹脂よりもメルトフローレイトの小さい熱可塑性樹脂熱可塑性樹脂b;スタンパブルシートのシート化および膨張成形時の材料温度よりも融点または軟化点のいずれかが高い熱可塑性樹脂
IPC (3件):
B32B 5/28 ,  B32B 5/02 ,  B60R 13/08
FI (3件):
B32B 5/28 Z ,  B32B 5/02 Z ,  B60R 13/08

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