特許
J-GLOBAL ID:200903099961054690

抗原特異的T細胞応答の阻害方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-502351
公開番号(公開出願番号):特表平10-501815
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】T細胞における共刺激シグナルを阻害する剤の使用による、抗原特異的T細胞応答の阻害方法を開示する。好ましくは、T細胞における共刺激シグナルを阻害する第1の剤(例えば、CTLA4Ig融合蛋白)およびT細胞に対する抗原を提示している細胞へのT細胞の付着のごときT細胞の別の機能を阻害する第2の剤の両方を用いて抗原特異的T細胞応答を阻害する。例えば、抗原提示細胞へのT細胞の付着を阻害するためには、抗LFA-1抗体をCTLA4Ig融合蛋白と組み合わせて使用する。別法として、抗B7-1抗体または抗B7-2抗体のごとき、T細胞における共刺激シグナルを阻害する別の剤を、T細胞における増殖シグナルを阻害する第2の剤、例えば、抗IL-2受容体抗体とともに使用することができる。本発明方法は、対宿主移植片疾患の抑制および移植された組織または器官の対する拒絶反応の抑制に特に適する。
請求項(抜粋):
抗原に対するT細胞による応答を阻害する方法であって、T細胞を、a)T細胞における共刺激シグナルを阻害する第1の剤;およびb)T細胞に対する抗原を提示している細胞へのT細胞の付着を阻害する第2の剤と接触させることからなり、そのことにより第1および第2の剤は、抗原に対するT細胞による応答を阻害するものである方法。
IPC (7件):
A61K 39/395 ABC ,  A61K 39/395 ,  C07K 14/725 ,  C07K 16/28 ,  C07K 19/00 ,  C12N 15/09 ,  C12P 21/08
FI (7件):
A61K 39/395 ABC D ,  A61K 39/395 U ,  C07K 14/725 ,  C07K 16/28 ,  C07K 19/00 ,  C12P 21/08 ,  C12N 15/00 A
引用文献:
審査官引用 (2件)

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