特許
J-GLOBAL ID:200903099961725439

射出成形機の故障診断方法及び故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-320334
公開番号(公開出願番号):特開平5-157662
出願日: 1991年12月04日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 早期に射出成形機の故障を的確に診断する。【構成】 射出成形機に人為的に故障を発生させて、各構成要素の音及び振動を故障検出情報として音響センサー11aで採取して、この故障検出情報をスペクトルアナライザ11eでスペクトル解析して故障スペクトル情報を得る。そして、演算器11fでニューラルネットワーク手法を用いて故障ペクトル情報から故障基本スペクトルパターンを学習によって求め、入力装置11gから与えられる故障情報とともに記憶装置11hに格納する。実際に射出成形機を稼働した際各構成要素における音及び振動を音響センサー12aで検出情報として採取し、この検出情報をスペクトルアナライザ12eでスペクトル解析して検出スペクトル情報を得る。そして、判定器12fは検出スペクトル情報が故障状態を表すか否かを記憶装置を参照して判断し、故障であればその旨を故障情報とともに表示器12gに表示する。
請求項(抜粋):
射出成形機の故障診断を行う際に用いられ、前記射出成形機の各構成要素における故障の際の音及び振動を故障音響情報として予め得る第1のステップと、該故障音響情報をスペクトル解析して故障スペクトル情報を得る第2のステップと、前記音響情報に対する故障状態を示す故障情報が与えられ、ニューラルネットワーク手法を用いて前記スペクトル情報から前記構成要素に対する基本スペクトルパターンを学習によって得る第3のステップと、前記射出成形機が稼働された際前記構成要素における音響情報を採取する第4のステップと、該音響情報をスペクトル解析してスペクトル情報を得る第5のステップと、該スペクトル情報と前記基本スペクトルパターンとを用いて前記射出成形機の構成要素における故障を判定する第6のステップと、故障と判定された際該当する構成要素名とその故障情報とを表示する第7のステップとを有することを特徴とする射出成形機の故障診断方法。
IPC (4件):
G01M 13/00 ,  B29C 45/76 ,  G05B 23/00 ,  G05B 23/02 302
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-154896
  • 特開平2-272326
  • 特開平3-092795

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