特許
J-GLOBAL ID:200903099962260766

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-289577
公開番号(公開出願番号):特開平9-126161
出願日: 1995年11月08日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 広い運転条件範囲でより高効率化,高信頼性化を図り、また低コスト化を可能にするスクロール圧縮機を提供する。【解決手段】 固定スクロール2および旋回スクロール3を備え、旋回スクロール3が自転を阻止された状態で固定スクロール2に対して旋回運動をなすものであり、旋回スクロール3のラップと反対側の面に背圧室13およびスラスト板15を備え、スラスト板15の旋回スクロール3側への移動範囲を規定するスペーサ16を、旋回スクロール13よりも熱膨張率の大きな材料とし、スラスト板背面力を生じさせる手段を、シール部材17と、シール部材17を挿入する溝18とで構成し、前記シール部材17の側面をシール面とし、シール部材17の断面形状を、当該シール部材の内部側を高圧側とする略凹形状とし、シール部材17の高さを前記溝18の深さ以下の寸法とした。
請求項(抜粋):
それぞれの台板上に渦巻状のラップを有し、それぞれのラップを内側にして噛み合わせることによって圧縮室を形成する固定スクロールおよび旋回スクロールを備え、前記旋回スクロールが自転を阻止された状態で前記固定スクロールに対して旋回運動をなすものであり、前記旋回スクロールのラップと反対側の面に背圧室およびスラスト板を備え、該スラスト板の両面にスラスト板の軸方向の移動範囲を規定する手段を有し、かつ、前記スラスト板の旋回スクロ-ルと反対側の面に該スラスト板を旋回スクロール側に押す力を生じさせる手段を有するスクロール圧縮機において、上記スラスト板の旋回スクロール側への移動範囲を規定する部材を、旋回スクロールよりも熱膨張率の大きな材料としたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 K ,  F04C 18/02 311 L
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公平7-039832
審査官引用 (1件)
  • 特公平7-039832

前のページに戻る