特許
J-GLOBAL ID:200903099963107147
鋳造装置のガス抜き経路の評価方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石野 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-247676
公開番号(公開出願番号):特開2007-061828
出願日: 2005年08月29日
公開日(公表日): 2007年03月15日
要約:
【課題】 鋳造時に、溶湯が、ガス抜き通路に設けられた開閉バルブを通過してガス抜き通路外に排出されるのを確実に防止することができる手段を提供する。【解決手段】 キャビティと連通するガス抜き経路を溶湯圧で閉じるベントバルブ装置を備えた鋳造装置のガス抜き経路の評価方法においては、まず任意の形状のガス抜き経路を備えた鋳造装置について、ガス抜き経路内における溶湯の状態を時系列的に予測する鋳造シミュレーションにより溶湯の湯流れ解析を行う。次に、湯流れ解析により、溶湯がガス抜き経路を介してベントバルブ装置に到達したか否かを判定する。そして、溶湯がベントバルブ装置に到達した時点におけるガス抜き経路の基準領域内の平均化された1個当りの溶湯体積が、ベントバルブ装置を閉じさせることができる最小溶湯体積以上であるか否かを判定し、最小溶湯体積以上であれば、ガス抜き経路が良好であると評価する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
キャビティを備えた金型と、該キャビティ内に溶湯を注入する射出装置と、キャビティと連通するガス抜き経路を溶湯圧で閉じるベントバルブ装置とを備えた鋳造装置のガス抜き経路の評価方法であって、
任意の形状のガス抜き経路を備えた鋳造装置について、ガス抜き経路内における溶湯の状態を時系列的に予測する鋳造シミュレーションにより溶湯の湯流れ解析を行い、
上記湯流れ解析により、溶湯がガス抜き経路を介してベントバルブ装置に到達したか否かを判定し、
溶湯がベントバルブ装置に到達した時点におけるガス抜き経路の基準領域内の平均化された1個当りの溶湯体積が、ベントバルブ装置を閉じさせることができる最小溶湯体積以上であるか否かを判定し、上記溶湯体積が上記最小溶湯体積以上であれば、ガス抜き経路が良好であると評価することを特徴とする鋳造装置のガス抜き経路の評価方法。
IPC (5件):
B22C 9/00
, B22C 9/06
, B22D 17/14
, B22D 17/22
, B22D 46/00
FI (6件):
B22C9/00 E
, B22C9/00 B
, B22C9/06 P
, B22D17/14
, B22D17/22 G
, B22D46/00
Fターム (1件):
引用特許:
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