特許
J-GLOBAL ID:200903099969097739

ゴ-スト除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-022005
公開番号(公開出願番号):特開平7-212623
出願日: 1994年01月21日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 ゴ-スト除去に要する時間が長い従来装置の欠点を克服したゴ-スト除去装置を提供することを目的とする。【構成】 フィルタ-部1-1の出力の映像信号より、波形取込器1-2でGCR波形を取り込み、波形変換器1-3で差分信号を得て、fft1-4でフ-リエ変換して周波数領域の信号を得る。この信号と、基準波形発生器1-6の出力である周波数領域での基準波形と、メモリ回路1-7よりの前回求めた伝達関数とを演算部1-5で演算処理し、新たな伝達関数を再合成してメモリ回路1-7に格納すると共に、フ-リエ逆変換してインパルス応答を求め、フィルタ-部1-1の係数値として設定し、ゴ-スト除去を行う。
請求項(抜粋):
ディジタルフィルタ-で構成されたフィルタ-部に係数値を設定することによりゴ-ストを除去する装置において、前記フィルタ-部の出力側より、映像信号中に多重されているGCR波形を取り込み、前記GCR波形を差分する事で差分信号を得、前記GCR波形の前縁部から得られるGCRパルスを含む所定範囲の差分信号を得て、前記差分信号をフ-リエ変換により周波数領域の信号に変換して第1の信号を得、一方、ゴ-スト除去の為の周波数領域での基準波形を第2の信号とし、前記第2の信号を前記第1の信号で割算して得られる信号を第3の信号とし、前記第3の信号にフィルタ-部の伝達関数である第4の信号を掛け算して得られる信号を第5の信号とし、前記第5の信号を新たなフィルタ-部の伝達関数として求め、前記第5の信号をフ-リエ逆変換してインパルス応答を求め、フィルタ-部に適合する形に変換してフィルタ-部の係数値として設定し、ゴ-スト除去を行うように構成した事を特徴とするゴ-スト除去装置。

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