特許
J-GLOBAL ID:200903099982202002

光造形方法および光造形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-256205
公開番号(公開出願番号):特開平7-108609
出願日: 1993年10月14日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、光造形方法および光造形装置に係り、光硬化性材料の未硬化材料層を他の未硬化材料中に浸漬させることなく一層分だけ確実に露光することにより、少量の未硬化材料から層厚精度の高い硬化層を順次迅速に形成し積層するようにして、造形精度の向上と造形コストの低減を図ることを目的とする。【構成】 透明シートベルト11上にペースト状の光硬化性材料層27を形成した後、材料層27をベルト11と造形ベース31の間に挟んでベルト11側から露光し、該露光により硬化しベース31に支持された硬化層33からベルト11を剥離させる。このような工程を繰り返してベース31上に硬化層33を積層する。なお、材料層27をベルト11とベース31の間に挟む際にはベルト11を湾曲させて材料層27を一端から他端へと順次ベース31側に接触させ、また硬化層33からベルト11を剥離させる際にはベルト11を湾曲させて他端から一端へと順次剥離させるのが好ましい。
請求項(抜粋):
光硬化性材料からなる未硬化材料層(27)を露光して硬化層(33)を形成するとともに、該硬化層(33)を順次積層して3次元物体を造形する光造形方法において、透明シートベルト(11)上にペースト状の光硬化性材料からなる所定層厚の材料層(27)を形成する第1の工程と、該材料層(27)を透明シートベルト(11)と造形ベース(31)又は該造形ベース(31)に支持された下層の硬化層(33)との間に挟んで層厚方向に位置決めする第2の工程と、該位置決めされた材料層(27)を透明シートベルト(11)を介して露光し、所定形状の硬化層(33)を形成する第3の工程と、前記露光により硬化して造形ベース(31)に支持された硬化層(33)から透明シートベルト(11)と材料層(27)の未硬化部分を剥離させる第4の工程と、を含むことを特徴とする光造形方法。
IPC (3件):
B29C 67/00 ,  B29C 35/08 ,  B29K105:24

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