特許
J-GLOBAL ID:200903099985093573
ホスホニトリル酸エステルの製造法
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田村 巌
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-000752
公開番号(公開出願番号):特開2000-198793
出願日: 1999年01月05日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 加水分解や架橋等の副反応を起こさず、高純度で低酸価のホスホニトリル酸エステルを効率良く製造する方法を提供する。【解決手段】 式(1)で表される環状又は直鎖状ホスホニトリルジハライドとアルコール類、チオール類、フェノール類及びチオフェノール類から選ばれる化合物のアルカリ金属塩とを反応させるホスホニトリル酸エステルの製造法であって、前記アルカリ金属塩は、有機溶媒中にて又は無溶媒下に水酸基又はチオール基含有化合物とアルカリ金属化合物とを混合して共沸脱水することにより調製され、その際、有機溶媒中での反応は、反応温度を有機溶媒と水との共沸温度〜有機溶媒の沸点と水の沸点のいずれか高いほうの沸点温度の範囲に保持し、無溶媒下での反応は、反応温度を40〜200°Cに保持し、反応系の水分量を反応系全重量の10重量%以下に保持することを特徴とする。〔式中、nは3以上の整数を、2つのXは同一又は異なって、ハロゲン原子を示す。〕
請求項(抜粋):
式(1)で表される環状又は直鎖状ホスホニトリルジハライドとアルコール類、チオール類、フェノール類及びチオフェノール類から選ばれる少なくとも1種の水酸基又はチオール基含有化合物のアルカリ金属塩とを反応させるホスホニトリル酸エステルの製造法であって、水酸基又はチオール基含有化合物のアルカリ金属塩は、有機溶媒中にて又は無溶媒下に水酸基又はチオール基含有化合物とアルカリ金属化合物とを混合して共沸脱水することにより調製され、それに際し、1)有機溶媒中での反応は、反応温度を有機溶媒と水との共沸温度〜有機溶媒の沸点と水の沸点のいずれか高いほうの沸点温度の範囲に保持し、無溶媒下での反応は、反応温度を40〜200°Cに保持し、且つ2)反応系の水分量を反応系全重量の10重量%以下に保持することを特徴とするホスホニトリル酸エステルの製造法。【化1】〔式中、nは3以上の整数を示す。2つのXは同一又は異なって、塩素原子、フッ素原子又は臭素原子を示す。〕
IPC (6件):
C07F 9/24
, C07F 9/6571
, C07F 9/6593
, C08K 5/5399
, C08L 67/00
, C08L 69/00
FI (6件):
C07F 9/24 Z
, C07F 9/6571
, C07F 9/6593
, C08K 5/5399
, C08L 67/00
, C08L 69/00
Fターム (21件):
4H050AA02
, 4H050AC90
, 4H050BB11
, 4H050BB15
, 4H050BB16
, 4H050BB19
, 4H050BB21
, 4H050BB24
, 4H050BB25
, 4H050BB70
, 4H050BC10
, 4H050BC37
, 4H050BD20
, 4H050BD70
, 4H050BE10
, 4H050WA15
, 4H050WA23
, 4H050WA28
, 4J002CF031
, 4J002CG001
, 4J002EW156
引用特許:
前のページに戻る