特許
J-GLOBAL ID:200903099993309933
難燃性樹脂組成物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 敬介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-318162
公開番号(公開出願番号):特開2001-131381
出願日: 1999年11月09日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】 赤リン系難燃剤を用いて、難燃性、加工流動性、機械的強度、耐薬品性のバランスに優れる樹脂組成物を提供する。【解決手段】 スチレン系ゴム強化樹脂(A)、フェノール樹脂(B)、赤リン系難燃剤(C)およびケイ酸塩フィラー(D)からなり、スチレン系ゴム強化樹脂(A)100重量部に対して、フェノール樹脂(B)と赤リン系難燃剤(C)の合計量が1〜30重量部、およびケイ酸塩フィラー(D)が0.5〜20重量部であり、かつ赤リン系難燃剤(C)/フェノール樹脂(B)の配合比が1〜20である難燃性樹脂組成物であって、スチレン系ゴム強化樹脂(A)は320〜2000nmのゴム粒子の割合が20wt%以上である重量平均粒子径200〜1500nmのゴム状重合体に、ビニル化合物をグラフト共重合して得られるグラフト重合体を含んでなり、該ゴム粒子にグラフト重合したビニル化合物の表面グラフト被覆率が80%以上で、かつ該ゴム粒子表面にグラフト重合しているビニル化合物の平均厚みが5〜25nmである難燃性樹脂組成物。
請求項(抜粋):
少なくともスチレン系ゴム強化樹脂(A)、フェノール樹脂(B)、赤リン系難燃剤(C)およびケイ酸塩フィラー(D)からなり、スチレン系ゴム強化樹脂(A)100重量部に対して、フェノール樹脂(B)と赤リン系難燃剤(C)の合計量が1〜30重量部、およびケイ酸塩フィラー(D)が0.5〜20重量部であり、かつ赤リン系難燃剤(C)/フェノール樹脂(B)の配合比が1〜20である難燃性樹脂組成物であって、スチレン系ゴム強化樹脂(A)は320〜2000nmのゴム粒子の割合が20wt%以上である重量平均粒子径200〜1500nmのゴム状重合体に、ビニル化合物をグラフト共重合して得られるグラフト重合体を含んでなり、該ゴム粒子にグラフト重合したビニル化合物の下記(イ)式により定義される表面グラフト被覆率が80%以上で、かつ該ゴム粒子表面にグラフト重合しているビニル化合物の平均厚みが5〜25nmであることを特徴とする難燃性樹脂組成物。 表面グラフト被覆率(%)=(s/S)×100 (イ)(ここで、Sはゴム状重合体の表面積、sはゴム状重合体表面にグラフトし、被覆しているビニル化合物の表面積)
IPC (5件):
C08L 51/04
, C08F279/02
, C08K 3/32
, C08K 3/34
, C08L 61:06
FI (5件):
C08L 51/04
, C08F279/02
, C08K 3/32
, C08K 3/34
, C08L 61:06
Fターム (25件):
4J002AC081
, 4J002BN151
, 4J002CD062
, 4J002DA056
, 4J002DJ007
, 4J002DJ047
, 4J002FB076
, 4J002FB266
, 4J002FD017
, 4J002FD136
, 4J026AA68
, 4J026AC01
, 4J026AC09
, 4J026AC11
, 4J026AC12
, 4J026AC15
, 4J026BA05
, 4J026BA24
, 4J026BA27
, 4J026BA31
, 4J026BA38
, 4J026BB04
, 4J026DA04
, 4J026DB40
, 4J026GA03
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