特許
J-GLOBAL ID:200903099994350643

ボトル用ポリエチレンナフタレート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-251828
公開番号(公開出願番号):特開平8-113632
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 ボトル成形時に白化や曇りの生じないポリエチレンナフタレンジカルボキシレート(PEN)の開発。【構成】 ナフタレンジカルボン酸(NDC)とエチレングリコールとからPENを製造する際、触媒としてMg、Ca、P及びGeの元素を含む化合物を特定量・特定割合使用するとともに、ホスホニウム化合物を0.03〜0.5モル(NDC106 g当り)添加し重縮合を完了させたPENポリマー。触媒の析出や触媒残渣によるポリマーの結晶化を抑制して、透明度の高いボトルが得られる。
請求項(抜粋):
ナフタレンジカルボン酸を主たる酸成分とし、エチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステルであって、触媒として用いたマグネシウム化合物、カルシウム化合物、リン化合物及びゲルマニウム化合物が下記式(1)〜(4)を同時に満足する量含有され、更に下記化学式Iで表わされるホスホニウム化合物が前記酸成分106 g当り、0.03〜0.5モル配合されてなるボトル用ポリエチレンナフタレンジカルボキシレート。【数1】2.6モル≦(Mg+Ca)≦6.0モル (1)1.3≦(Mg/Ca)≦6.0 (2)1.0≦P/(Mg+Ca)≦1.5 (3)1.0モル≦Ge≦3.0モル (4)(但し、式中の各金属元素は酸成分106 g当りのモル数を示す。)【化1】(但し、R1 、R2 、R3 及びR4 は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基又はこれらの置換誘導体であって、R3 及びR4 は環を形成してもよく、またR1 、R2 、R3 及びR4 は同一であっても異なっていてもよい。なおAはアニオン残基を表わす。)
IPC (2件):
C08G 63/189 NMY ,  C08G 63/82
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-037120
  • 特開昭59-232120

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