特許
J-GLOBAL ID:200903099999976257
集中基地局を利用したセルラ無線電話システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-152018
公開番号(公開出願番号):特開平10-023497
出願日: 1996年06月13日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】ある基地局あるいはある基地局群に割当てられべき基地局(トラフィック容量に関連する例えばトランシーバ)設備を、一旦プール(集中)し、必要に応じて特定の基地局間で再分配して、システム全体としての基地局設備容量を軽減することである。【解決手段】 本発明は、従来の基地局設備をトランシーバを含む第1基地局設備とセル内のアンテナを含む第2基地局設備とに分割し、複数の第1基地局設備を一群にして一括して配置して集中基地局設備を構成し、第2基地局を従来どうりそのままローカル基地局として構成する。従来ローカル基地局毎に配置されていたトランシーバを集中基地局設備内に集中配置する為、ローカル基地局がトランシーバをプール(集中)することができ、システム全体の設備の利用効率をあげることができる。
請求項(抜粋):
複数の各セル内に配置されるローカル基地局(110,111,112)と、前記複数のローカル基地局(110,111,112)に伝送媒体(109)を介して接続される集中基地局設備(103-108)と、前記集中基地局設備(103-108)と公衆電話回線網(100)との間に接続される移動電話交換センタ(101)と、からなる複数のセル内の複数の移動電話加入者を取り扱う集中基地局を利用したセルラ無線電話システムにおいて、前記移動電話交換センタ(101)は、各セル内で使用中の移動電話に関する情報を登録する移動電話加入者情報レジスタ(211,221,231)と前記レジスタからの情報により移動電話のトラフィックを監視するトラフィック監視装置(250)とを有し、前記集中基地局設備(103-108)は、前記移動電話交換センタ(101)に接続される共通送信回線(103)と、前記共通送信回線(103)に接続される複数のトランシーバから構成される共通トランシーバ群(104)と、前記共通トランシーバ群(104)に接続される切り換え装置(105)と、前記切り換え装置(105)に接続され、前記複数のローカル基地局との間の信号を多重化する複数のマルチプレクサ(106)と、前記移動電話交換センタ(101)に前記共通送信回線(103)を介して接続され、前記切り換え装置(105)を制御する制御装置(130)とからなり、前記制御装置(130)は、前記トラフィック監視装置(250)からの情報に応じて、前記複数のマルチプレクサ(106)と前記複数のトランシーバ(104)との間の切り替えを制御することを特徴とする集中基地局を利用したセルラ無線電話システム。
IPC (4件):
H04Q 7/22
, H04Q 7/24
, H04Q 7/26
, H04Q 7/30
引用特許:
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