研課題
J-GLOBAL ID:200904002290016500  研究課題コード:0350010445 更新日:2002年12月09日

海藻ペレットの給与が乳用種去勢牛の飼料摂取量および産肉性に及ぼす影響

Influence of supplying bullock for milking with sea weeds pellet on the amount of feed intake and on the meat production
実施期間:2002 - 2003
研究概要:
北海道の肉牛生産において,乳用種は全飼養頭数の約7割,枝肉生産量の約9割と大きな位置を占めている。現在,牛肉の輸入自由化および昨年9月のBSEの発生による牛肉の消費の減少,枝肉価格の大幅な低下に対応するために,乳用種去勢牛の肥育体系には生産コストの低減および肉質の向上が求められている。北欧産の海藻から製造された海藻ペレットは天然の多糖類,ビタミン,ミネラルおよびアミノ酸を含有しており,牛の消化生理機能を活発にする働きがあるといわれている。また,甲状腺ホルモンの主要成分であるヨウ素を豊富に含んでいる。甲状腺ホルモンは糖質・脂質・タンパク質の代謝を亢進し,タンパク質の同化作用を促進する作用をもつため,摂取した飼料が効率的に利用されると考えられる。泌乳牛を用いた給与試験では飼料摂取量および乳量の増加といった効果が認められており,肥育牛でも飼料摂取量の増加,増体や飼料効率の向上が期待できる。さらに甲状腺ホルモンはビタミンAとともに脂肪交雑に関与しているという報告があり,海藻ペレットの給与は肉質にも影響する可能性がある。しかし,肥育牛を用いた給与試験は少なく,飼料摂取量および肉質に及ぼす影響については不明な点が多い。そこで本試験では,海藻ペレットを乳用種去勢牛に給与する肥育試験を実施し,飼料摂取量および産肉性に及ぼす影響について検討する。(道立畜試)

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