研課題
J-GLOBAL ID:200904005320829152  研究課題コード:0550032265 更新日:2005年11月25日

地下水の硝酸性窒素汚染機構解明および対策に関する研究

実施期間:2005 - 2007
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (3件):
研究概要:
群馬県では地下水硝酸性窒素汚染が深刻な状況にある。硝酸および亜硝酸性窒素が地下水環境基準項目に加えられ調査が開始されたH11年度から現在まで、環境基準超過率は20数%で推移しており、全国ワースト1位となっている。一方で、群馬を代表する河川である利根川水系は、流域人口1,163万人の首都圏1都5県の水源となっており、水源県として河川をきれいに保つ責任がある。現在、河川の硝酸性窒素濃度は環境基準値以下であるが、陸上における水の循環機構を考えると、地下水から河川への流出による影響も考えられるため、地下水汚染対策を早急に行う必要がある。 硝酸性窒素汚染は、発生源が多岐にわたるとともに有効な対策が地域ごとに異なるため、より効果的な対策を実施するためには、まず各汚染源の負荷量を定量的に把握することが重要である。また一方で、地表面に負荷された汚染物質は地下へと浸透していくが、地下の状態を把握することは技術的に困難であるため、地下水の挙動や汚染機構などは十分に解明されていない。 そこで本研究では、地下水の硝酸性窒素汚染対策の科学的知見を得るため、各発生源別の窒素発生負荷量および硝酸性窒素の汚染機構を明らかにすることを目的とし、大間々扇状地を対象に発生負荷量計算を行う。さらに、対策シミュレーションを行い、負荷削減対策を行った場合の環境改善効果を予測する。

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