研課題
J-GLOBAL ID:200904006680561742  研究課題コード:9800048080 更新日:2004年03月31日

物質・材料の自己組織化機構の解析と制御に関する研究 1.表面歪みエネルギーを利用した自己組織化表面単層膜の解析と制御に関する研究

実施期間:1996 - 1998
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (1件):
研究概要:
1) 研究目標 物質・材料の微細組織を制御して新材料創製・新機能の発現を目指す上では、 外部から過激な力を加える従来の加工技術に代わる革新的な技術が必要である。 本研究では、 物質・材料に固有な動的性質-物質が表面やヘテロ界面において自ら固有な原子配列・形態を とろうとする自己組織化現象-を解明し、それに基づいて、安定構造から不安定構造に至る多くの 準安定極微形態を創り出す技術及び極微構造体の相対的な位置関係を自己組織化する技術を 開発することにより、異なる構造・機能を持った新材料を創製する手法、また、欠陥の少ない 結晶構造・デバイス構造を原子分子領域から制御する手法の確立を目的とする。 2) 研究計画(1) 内発的自己組織化技術による新材料創製に関する研究 歪み場、電磁場、 電場、電流場、界面応力場等、内部エネルギー変位をトリガーとして、内発的に発現する 自己組織化現象について、機構解明と理論確立、制御技術の開発を行うとともに、その利用により、 極微構造や超格子等、特異形態を創製して新機能や高機能を発現する金属・半導体材料を 開発する。 (2) 外誘的自己組織化技術による新材料創製に関する研究 各種状態にある材料 に外部から極微量の「原子・分子」等の活性物質を与えると、それがトリガーとなり、極微構造が 別の緩和・準平衡状態へ移行する。このような外誘的な自己組織化現象の機構解明と理論確立 及び制御技術の開発を行うとともに、それを利用してセラミックス・有機・半導体材料等、極微形態 を制御した新機能・高機能材料を創製する。 (3)自己組織化の計画と環境制御に関する研究 自己組織化現象のその場計測技術の確立を目指して、原子・分子及びその集合体レベルで おこる構造変化、量子効果、組成動揺等の発現過程を動的にその場で計測できる技術を開発する。併せて、自己組織化を利用した新物質の探索に資する理論的手法や極高真空等の環境制御技術を開発する
研究制度: 科学技術振興調整費による総合研究
研究所管省庁:
文部科学省
研究予算: 1998年度: 19,797(千円)

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