研課題
J-GLOBAL ID:200904007122880226  研究課題コード:0350012026 更新日:2004年01月19日

θ型オーロラ生成のメカニズムのMHDシミュレーション

MHD simulation of the mechanism for generating Aurora of theta-type
実施期間:2001 - 2001
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (1件):
研究概要:
地球磁気圏と太陽風磁場(IMF)との相互作用の様相を3次元MHDシミュレーションの手法を用いて調べている。このようなシミュレーションは今まで多く行われているが,これまでの研究では,IMFの状態として一定の向きの磁場を仮定するか,または,それとは逆の極端として,太陽風モニター衛星で計られた実際のIMFデータ(複雑に時間変化する)を境界条件としてシミュレーションに投入することが多かった。しかし,IMFが時間的に変化したときの磁気圏の応答を基礎から理解するためには,IMFの方向が時間の関数として非常にシンプルな変化をするときの磁気圏応答を調べ,何が起こっているかを理論的に解明する必要がある。今回シミュレーションにより,IMFのy成分が階段関数的に突然符号を変えた時の磁気圏の応答を調べると,磁気圏内の対流の向きが突然変化するために,磁気圏尾部の側面にある閉じた形状の磁力線が一時的に尾部中央まで侵入し,ギリシャ文字のθ型構造を作ることが判明した。これは,まだ生成メカニズムのわかっていないθ型オーロラを説明する有力なメカニズムとして期待できる。
研究制度: 経常研究
研究所管省庁:
文部科学省

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