研課題
J-GLOBAL ID:200904007738200768  研究課題コード:6000000793 更新日:2007年05月16日

M-14内部3次元流れとノズルインレット部エロージョンに関する研究

実施期間:0 - 0
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (3件):
研究分野 (1件): その他
研究概要:
M-14固体ロケットモータ内の3次元・平衡混相流をレイノルズ平均ナビエ・ストークス方程式の数値流体力学解析を用いて研究した.研究の目的は主として流れ場とノズルインレット部の周期的なアブレーションパターンとの関係を明らかにすることである.解析結果より,以下の議論を行った.スロット位相からの質量流束がフィン位相と比べて顕著に大きいことが,スロートやエグジット・コーンにおける対流加熱率の位相差の原因である.ノズルインレット近傍の後部ドーム部キャビティ内で,スロットからフィンのベース領域への周方向流れが周方向の圧力勾配によって誘起されており,渦流管の対を形成していることがわかった.フィン位相においては,インレット~ノズル開口部に至るまで,全質量焼失量とい全体流加熱量との間に直線的な相関が見出された.このことから,この位相においては機械的な浸食は少なく,化学的な腐食が支配的であると考えられる.一方,スロット位相においてはノズルインレット部において化学的な浸食では説明のつかない表面後退が起きていると考えられる.この表面後退はアルミ/アルミナ粒子の衝突によって生じる摩滅による浸食である可能性が非常に高いと推察される.以上より,M-14モータのノズルインレット部のエロージョン模様と内部混相流の流れ場との関係が明らかになった.
研究制度: -

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