研課題
J-GLOBAL ID:200904012480549004  研究課題コード:0150000432 更新日:2001年11月20日

表面効果織物のシミュレーション技術に関する研究(1/3)-組織による糸移動効果のシミュレーション技術- (1/1)

Study on simulation techniques of surface effect textiles: Simulation techniques of yarn moving effects by fabrics
実施期間:2000 - 2000
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (2件):
研究概要:
模紗織のような表面効果のある織物は、組織によって糸が水平方向に移動し、設計段階で糸の移動を予測することは困難である。そこで、本研究では組織が織物中の糸移動に及ぼす影響について解析し、織り上がりをシミュレーションすることにより表面効果を生かした織物企画設計技術を確立する。 ア.織物組織による糸移動位置を導く基本アルゴリズムの確立 イ.試料作成(製織) ウ.糸位置の計測・解析 エ.糸移動効果の織り上がりシミュレーションの開発/ たて糸とよこ糸の織り構造と糸移動との関係について明らかにするため、いくつかの織物の糸座標を計測する実験を行い、解析を行なった結果、次の成果が得られた。 ア.組織と糸移動の関係解明。 織物に織り込まれた糸は随所に屈曲した箇所が存在する。この屈曲した箇所の曲げ反発力により、接触する糸を相互に押し合う力が働き、糸を移動させる力となって働くことが実験から明らかとなった。 イ.シミュレーション技術の確立。 組織図から糸が屈曲した構造となっている箇所を抽出し、その箇所の屈曲 の程度、周辺に存在する糸の屈曲の程度などから、糸移動の方向と距離を割り出し、移動後の糸軸座標をシミュレートした。この結果、表面形状の予測が可能であることが明らかとなった。 ウ.シミュレーションソフトウェアの開発。 上述の予測手法を応用して糸移動後の糸軸座標をコンピュータで計算させ、 表面形状のシミュレート画像を生成するソフトウェアを開発した。これによ り試し織りをすることなく、表面形状を予測することが可能となった。
キーワード (5件):
シミュレーション ,  織物 ,  組織 ,  表面効果 ,  企画設計
研究制度: 経常研究

前のページに戻る