研課題
J-GLOBAL ID:200904013258626730  研究課題コード:0250000117 更新日:2002年12月25日

アルツハイマー病に対する経口投与可能な神経保護薬の開発 ミトコンドリアにおける細胞死シグナルの制御の試み

Development of neuroprotective drugs which can be orally administrated to patients of Alzheimer's disease: Controlling mitochondrial death signal
実施期間:2001 - 2003
研究概要:
神経変性疾患,特にアルツハイマー病における神経細胞死の分子メカニズムを解明するとともに,それを防御する経口投与可能で脳内移行が良好な低分子化合物の開発を行なう。近年,神経変性における細胞死のシグナル伝達において,ミトコンドリアが中心的役割を果たしていることが明らかにされてきた。特にミトコンドリアの膜透過性の増大によるミトコンドリアの脱機能と細胞死誘導因子の漏出などがクリティカルなステップと考えられている。本研究では,このミトコンドリア膜透過性の制御機構に焦点を合わせ,特にpermeability transition(PT) poreとその構成成分としてのperipheral benzodiazepin receptor (PBzR)およびvoltage dependent anion channel(VDAC),adenine nucleotide translocase(ANT)の詳細な機能解析とその制御因子の解析を行なう。propargylamine化合物は脳内移行性が良好で,動物に対する長期投与においても副作用が殆ど認められないことを申請者らが既に報告しており,経口投与可能な神経保護薬の候補として極めて有望な化合物である。propargylamine化合物の作用機序を検討することにより,今までと全く異なるコンセプトの神経保護薬が開発できる。さらに神経変性疾患におけるミトコンドリア依存性の神経細胞死の分子機序の解明に迫る結果が得られることが期待される。
キーワード (9件):
老化 ,  神経変性疾患 ,  アルツハイマー病 ,  神経保護薬 ,  転写 ,  アポトーシス ,  ミトコンドリア ,  bcl-ファミリー ,  神経栄養因子
研究制度: 経常研究
研究所管省庁:
厚生労働省
研究所管機関:
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
研究予算: 2001年度: 20,000(千円)

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