研課題
J-GLOBAL ID:200904016771939352  研究課題コード:9950000260 更新日:2008年09月21日

鍼刺激の自律神経機能に及ぼす影響の検討

Examination of affection of stimulus of acupuncture on autonomic nervous function
実施期間:1996 - 2007
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (1件):
研究分野 (2件): 生理学一般 ,  神経内科学
研究概要:
健常者を対象として、腹部または下肢の経穴に鍼通電刺激を行ったとき、自律神経機能、心臓・血管機能に対してどのような影響を及ぼすかについて心拍・血圧変動の周波数解析による評価法を用いて検討を行った。その結果、足背部への鍼通電刺激は副交感神経活動を増加させ、腹部への鍼通電刺激は交感神経活動を増加させることが示唆された。 さらに、通電刺激の条件を変えて健常者の頭部、腹部及び下肢などの経穴に刺激を行った場合、どのような異なった影響が生じるかについても検討をおこなった。その結果、百会ではmeanR-R、CVおよびHFの低下とSysBPおよびBPsys-LFの上昇がみられた。天枢ではLF/HFの上昇がみられた。太衝穴ではmeanR-Rの低下、CVの上昇とLF/HFの低下、SysBPおよびBP sys-LFの上昇がみられた。以上のような結果から、異なった部位や経穴に鍼通電刺激をすることによって、自律神経機能に対してある一定の反応を引き起こしていることが、非侵襲的な方法である心拍・血圧変動の周波数解析を用いて確かめることができる可能性が示唆された。
キーワード (4件):
鍼刺激 ,  自律神経機能 ,  心電図R-R間隔 ,  周波数解析
研究制度: 経常研究

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