研課題
J-GLOBAL ID:200904019907563083  研究課題コード:9950000045 更新日:2004年01月19日

「GEOTAIL」によるMagnetosheath中の電磁流体波動の研究

Study on undulation of electromagnetic fluid in Magnetosheath with 'GEOTAIL'
実施期間:1997 - 2002
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (3件):
研究概要:
Magnetosheath(磁気圏さや)における,イオンのジャイロ運動の周期より長い周期を持つ波は,太陽風と磁気圏の相互作用を考える上で重要な役割を持っている.過去の研究により,この領域の波動についてはAlfven波とSlow Mode波の2つのモードの存在が確認されていたが,波のモードを推定する手掛かりとして磁場データと密度データしか無かったので,実際にはモードが決定できない場合がほとんどであった.本研究では「GEOTAIL」により観測された磁場データと密度データに加え,モーメントデータも用いてWhalen関係と呼ばれるAlfven波だけに特有の関係の有無を調べ,Alfven波が少なくとも40%以上の確率で広い周波数域にわたって存在することを示した.また,Alfven波の観測される頻度は磁気圏さや中の位置に大きくは依存しないが,この波によって運ばれるエネルギーの方向は常に反太陽方向であり,従って波の発生源は磁気圏さやの上流域であり,波は減衰しないまま下流まで伝播していることがわかった.更に,波の振幅は磁気圏境界面に平行な方向に最大であること,プラズマ温度の異方性により厳密にはWhalen関係とはずれが生じていることを明らかにした.
キーワード (5件):
電磁流体 ,  波動 ,  magnetosheath ,  イオン ,  プラズマ
研究制度: 経常研究
研究所管省庁:
文部科学省

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